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Report Type List > document > 香坂山遺跡の第1次発掘調査

香坂山遺跡の第1次発掘調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72008
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.72008
For Citation 2020 『香坂山遺跡の第1次発掘調査』
2020 『香坂山遺跡の第1次発掘調査』
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=貞克|last=国武|title=香坂山遺跡の第1次発掘調査|origdate=2020-08-14|date=2020-08-14|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/72008|doi=10.24484/sitereports.72008}} 閉じる
File
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Title 香坂山遺跡の第1次発掘調査
Participation-organizations EPRG - 千葉県
Alternative こうさかやまいせきのだいいちじはっくつちょうさ:げんちせつめいかいしりょう
Subtitle 現地説明会資料
Volume
Series
Series Number
Author
Editorial Organization
Publisher
Publish Date 20200814
Publisher ID
ZIP CODE
TEL
Aaddress
Report Type Codes
document
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 香坂山遺跡
Site Name Transcription こうさかやまいせき
Order in book
Address
Address Transcription
City Code 20217
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 361622
East Longitude (WGS) 1383459
Dd X Y 36.272777 138.583055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20200803-20200830
Research Space
27
Research Causes 日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究 B:代表国武 19H01354)による学術目的の発掘調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
旧石器
Main Features
配石遺構
石器集中
Main Foundings
石刃
小石刃
礫器
石核
剥片
Remark 長野県佐久市に所在する八風山南麓斜面に所在する後期旧石器時代初頭の香坂山遺跡において、日本学術振興会科学研究費補助金による学術目的の発掘調査を実施した。その結果、姶良Tn火山灰の純層から約50㎝下層から、石器が検出された。その内容は、黒曜石による小石刃と石刃であり、後期旧石器時代初頭において小石刃が本格的に製作・使用されていた事実が新しく判明した。これ加えて遺跡近傍の沢から得られたと推定される軟質な安山岩の亜角礫を用いて、礫器の製作と使用が行われていた。さらにこれらの石器は弧状に配置されており、いわば弧状配石というべき遺構が検出された。このように本発掘調査において、後期旧石器時代初頭における新しい技術組成が明らかとなった。石器に加えて石器包含層に伴う木炭が約200点得られているため、これらを用いて高精度な放射性炭素年代測定分析が実施される予定である。現在すすめている光ルミネッセンス分析や火山灰分析をあわせて、本遺跡の年代を正確に算出することが今後の課題となる。
Abstract 長野県佐久市に所在する八風山南麓斜面に所在する後期旧石器時代初頭の香坂山遺跡において、日本学術振興会科学研究費補助金による学術目的の発掘調査を実施した。その結果、姶良Tn火山灰の純層から約50㎝下層から、石器が検出された。その内容は、黒曜石による小石刃と石刃であり、後期旧石器時代初頭において小石刃が本格的に製作・使用されていた事実が新しく判明した。これ加えて遺跡近傍の沢から得られたと推定される軟質な安山岩の亜角礫を用いて、礫器の製作と使用が行われていた。さらにこれらの石器は弧状に配置されており、いわば弧状配石というべき遺構が検出された。このように本発掘調査において、後期旧石器時代初頭における新しい技術組成が明らかとなった。石器に加えて石器包含層に伴う木炭が約200点得られているため、これらを用いて高精度な放射性炭素年代測定分析が実施される予定である。現在すすめている光ルミネッセンス分析や火山灰分析をあわせて、本遺跡の年代を正確に算出することが今後の課題となる。

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