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道場・中村遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130546
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130546
For Citation 公益財団法人山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センター 2022 『山口県埋蔵文化財センター調査報告112:道場・中村遺跡』公益財団法人山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センター
公益財団法人山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センター 2022 『道場・中村遺跡』山口県埋蔵文化財センター調査報告112
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File
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Title 道場・中村遺跡
Participation-organizations (公財)山口県ひとづくり財団山口県埋蔵文化財センター - 山口県
Alternative どうじょう・なかむらいせき
Subtitle
Volume
Series 山口県埋蔵文化財センター調査報告
Series Number 112
Author
Editorial Organization
公益財団法人山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センター
Publisher
公益財団法人山口県ひとづくり財団 山口県埋蔵文化財センター
Publish Date 20220324
Publisher ID
ZIP CODE 7530073
TEL 0839231060
Aaddress 山口県山口市春日町3番22号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 道場・中村遺跡
Site Name Transcription どうじょう・なかむらいせき
Order in book
Address 山口県美祢市秋芳町岩永本郷
Address Transcription やまぐちけんみねししゅうほうちょういわながほんごう
City Code 35213
Site Number
North Latitude (JGD) 341159
East Longitude (JGD) 1311641
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 34.203 131.2756
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20210607-20211117
Research Space
2380
Research Causes ほ場整備
OverView
Site Type
集落
Main Age
弥生
Main Features
竪穴建物 11棟
掘立柱建物 1棟
溝 10条
墓 4基
土杭 102基
柱穴 約1,500個
Main Foundings
縄文土器
弥生土器
石器
土師器
須恵器
青磁
白磁
瓦質土器
石製品
土製品
鉄製品
Remark
Abstract  道場・中村遺跡では、弥生時代の竪穴建物11棟、貯蔵を目的とする土杭群、平安時代~中世の掘立柱建物1棟、溝、墓、土杭、柱穴などを検出した。竪穴建物は弥生時代中期前半及び後期後半と時期幅が認められる。袋状の断面を呈する土杭群は貯蔵用と推定され、調査区西側は弥生時代の中期・後期の集落域であったことが明らかとなった。
 出土した弥生土器は北九州・下関、北部九州から瀬戸内西部地域、山口県東部にかけての特徴を合わせ持つ独特の様相を呈する。
 古代から中世にかけては、掘立柱建物、溝、墓、土杭、柱穴から土師器・輸入陶磁器・瓦質土器などが検出された。中世には、大内氏に仕える地頭職である岡部氏の館跡が本郷川対岸の堀の内遺跡に推定されており、それらとの関係が注目される。中でも、墓から出土した青磁・白磁などの高級輸入陶磁器が副葬品として埋葬されている点などは、有力層の存在を推定させる。また、岩永本郷地区は赤間関街道・肥中街道との結節点にある点などからも、交通の要衝として栄えたことが推定される。 

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