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森原下ノ原遺跡 1~3区

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129244
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.129244
For Citation 島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 2022 『一級河川江の川直轄河川改修事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書5:森原下ノ原遺跡 1~3区』島根県教育委員会
島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 2022 『森原下ノ原遺跡 1~3区』一級河川江の川直轄河川改修事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書5
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File
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Title 森原下ノ原遺跡 1~3区
Participation-organizations 島根県教育庁 - 島根県
Store Page https://www.pref.shimane.lg.jp/life/bunka/bunkazai/kyokai/syuppannbutu.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative もりばらしものはらいせき
Subtitle 縄文~古墳時代編
Volume 2
Series 一級河川江の川直轄河川改修事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Series Number 5
Author
Editorial Organization
島根県教育庁埋蔵文化財調査センター
Publisher
島根県教育委員会
Publish Date 20220700
Publisher ID
ZIP CODE 6900131
TEL 0852368608
Aaddress 島根県松江市打出町33
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 森原下ノ原遺跡
Site Name Transcription もりばらしものはらいせき
Order in book
Address 島根県江津市松川町八神
Address Transcription しまねけんごうつしまつかわちょうやかみ
City Code 32202
Site Number D336
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 350020
East Longitude (WGS) 1321524
Dd X Y 35.005555 132.256666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20190603-20200207
20200511-20201216
Research Space
3710
Research Causes 河川改修
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
弥生
古墳
Main Features
硬化面
竪穴建物
焼土面
土器溜
集石
Main Foundings
縄文土器
弥生土器
土師器
石器
Remark 古墳時代初頭の周防系土器、弥生~古墳時代の焼粘土塊、弥生時代後期の台石、縄文・弥生時代の石斧製作
Abstract  江の川右岸の自然堤防上で縄文時代中期から近世にかけての複数の遺構面、包含層を確認した。本書はそのうち縄文時代から古墳時代の遺構と弥生時代前期以前の包含層出土遺物について報告した。
 縄文時代では、後期初頭・前葉の集落跡を検出し、住居の可能性がある硬化面、焼土面などを検出した。そのほか、縄文時代中期前半、中期末、後期初頭から前葉の包含層を確認し、それぞれ本地域の基準となる土器様相を把握することができた。また、磨製石斧の未製品が大量に出土し、石斧製作遺跡と考えられた。
 弥生時代では、弥生時代前期前半の包含層を検出し、ここでも磨製石斧の未製品が大量に出土したことから、前期の異なる磨製石斧製作の様相を把握することができた。
 また、弥生時代後期から古墳時代中期の集落跡を検出し、竪穴建物5~6棟のほか、多くの土坑・ピットを確認した。弥生時代の竪穴建物ではガラス玉や顕著な被熱痕をもつ台石が出土し、古墳時代の竪穴建物では外来系土器の集中や粘土に覆われた合わせ口土器の出土など、特徴的な建物も多く見られた。本地域の中でも長期に渡って継続的に営まれた拠点集落の可能性がある。
 『1.古代~近世編』で報告した内容と合わせ、森原下ノ原遺跡は縄文時代から現代まで、5,000年以上にわたる人の活動痕跡を把握することができ、長期にわたって生産活動や交流の拠点として機能を維持しつづけたことが判明した。本地域の歴史を解明する上で、非常に重要な遺跡と位置づけることができる。

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