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Report Type List > 埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等 > 首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書

首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31801
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31801
For Citation 千葉県教育振興財団 2015 『千葉県教育振興財団調査報告744:首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書』国土交通省関東地方整備局他
千葉県教育振興財団 2015 『首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告744
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File
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Title 首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書
Participation-organizations (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
Alternative しゅとけんちゅうおうれんらくじどうしゃどうまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
Subtitle 市原市大和田遺跡群(4)・(5)・(6)
Volume 27
Series 千葉県教育振興財団調査報告
Series Number 744
Author
Editorial Organization
千葉県教育振興財団
Publisher
国土交通省関東地方整備局
千葉県教育振興財団
Publish Date 20151130
Publisher ID
ZIP CODE 284-0003
TEL 043-424-4848
Aaddress 千葉県四街道市鹿渡809-2
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 大和田遺跡群(4)・(5)・(6)
Site Name Transcription おおわだいせきぐんく)
Order in book
Address 千葉県市原市大和田後山381-2ほか
Address Transcription いちはらしおおわだうしろやま381-2ほか
City Code 12219
Site Number 089
North Latitude (JGD) 352131
East Longitude (JGD) 1400943
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 35.3619 140.1587
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20100601-20101122
Research Space
44133
Research Causes 道路建設事業に伴う埋蔵文化財調査
OverView
Site Type
散布地
Main Age
旧石器
Main Features
遺物集中地点3か所
Main Foundings
石器
Remark 細石刃石器群の大規模な集中地点を検出した。
Site Type
集落
その他
Main Age
縄文
Main Features
土坑2基
住居状遺構1軒
陥穴1基
遺物包含層7か所
住居状遺構1軒
陥穴1基
遺物包含層7か所
Main Foundings
土器
石器
石製品
石器
石製品
Remark 草創期後半と前期初頭の遺物が多量に出土した。
Site Type
集落
Main Age
平安
Main Features
竪穴住居跡1棟
焼土遺構1か所
焼土遺構1か所
Main Foundings
土師器
須恵器
鉄製品
須恵器
鉄製品
Remark 焼土遺構は焼土を伴う工房である可能性がある。
Abstract [大和田遺跡群(4)・(5)・(6) 要約]
 本遺跡群は、養老川と平蔵川によって形成された河岸段丘上の遺跡である。遺跡周辺は房総丘陵の山がちの景観が広がり、上総層群万田野層由来の砂礫層が広く分布している。砂礫層には、チャートや泥岩、黒色安山岩などの硬質な円礫が多数含まれ、旧石器時代以降、石器素材として盛んに使われている。旧石器時代の遺物集中地点には、大量の石器を含む細石刃石器群がある。この石器群の特徴は、砂礫層の円礫を素材とする礫器や楔形石器、掻器などが多数含まれていることで、これまで県内で調査された該期石器群とは大きく様相を異にしている。従来の細石刃石器群に対する理解は、本遺跡の調査によって一新されたと言っていい。  縄文時代では、草創期後半井草式の遺物包含層が4か所発見された。井草式土器とともに、表裏撚糸文土器が多く出土しており、全体に古相を呈する。石器は少ないが、焼けた礫片が多数共伴している。次に、前期初頭の下吉井式土器の時期になると、住居状遺構や土坑が構築され、本格的な集落形成が認められる。近年、房総半島でも、下吉井式土器が多くの遺跡で注意されるようになったが、本遺跡では遺構とともに大量の石器や焼礫、まとまった量の土器が出土した。さらに、玦状耳飾や管玉、ヘラ状垂飾、平玉など多彩な玉類が発見された。  平安時代の遺構は、僅かに竪穴住居跡1軒と焼土遺構だけだが、そこで消費されている土器には永田・不入窯終末期の製品が含まれていた。焼土遺構や埦形滓の出土から、小規模な工房が営まれていた可能性も想定される。 

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