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母畑地区遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23499
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23499
For Citation 福島県文化センター遺跡調査課 1982 『福島県文化財調査報告書108:母畑地区遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会
福島県文化センター遺跡調査課 1982 『母畑地区遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書108
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File
Title 母畑地区遺跡発掘調査報告
Participation-organizations 福島県教育委員会 - 福島県
Store Page https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative ぼばたちくいせきはっくつちょうさほうこく
Subtitle 国営総合農地開発事業 / 七郎内C遺跡・七郎内D遺跡
Volume 10
Series 福島県文化財調査報告書
Series Number 108
Author
Editorial Organization
福島県文化センター遺跡調査課
Publisher
福島県教育委員会
Publish Date 19820331
Publisher ID
ZIP CODE 960-8688
TEL 024-521-1111
Aaddress 福島県福島市杉妻町2-16
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 七郎内C遺跡
Site Name Transcription しちろううちCいせき
Order in book 1
Address 福島県石川郡石川町字下ノ内
Address Transcription ふくしまけんいしかわぐんいしかわまちあざしものうち
City Code 07501
Site Number 00053
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 371013.17
East Longitude (WGS) 1402440.23
Dd X Y 37.170325 140.411175
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19810518-19810821
Research Space
2000
Research Causes 母畑地区開発事業に伴う事前調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
Main Features
竪穴住居跡6
土坑71
炉跡1
焼土遺構5
埋甕5
竪穴状遺構2
ピット群
遺物包含層
Main Foundings
縄文土器
ミニチュア土器
土偶
三角形状土製品
円板状土製品
翡翠製大珠
琥珀製小玉
石鏃
石匙
石錐
石箆
剥片
石核
磨製石斧
磨石
敲石
凹石
石皿
Remark 縄文土器には、人面や獣面と思われる文様が施された把手が認められる資料がある。また、墓の機能が想定される縄文時代の土坑には、副葬品として玉類が出土したものがあり、注目される。
Site Type
Main Age
弥生
Main Features
Main Foundings
弥生土器
Remark
Site Type
集落
Main Age
平安
Main Features
竪穴住居跡1
掘立柱建物跡2
土坑1
Main Foundings
土師器
縄文土器
Remark
Site Name 七郎内D遺跡
Site Name Transcription しちろううちDいせき
Order in book 2
Address 福島県石川郡石川町字下ノ内
Address Transcription ふくしまけんいしかわぐんいしかわまちあざしものうち
City Code 07501
Site Number 00067
North Latitude (JGD) 371014
East Longitude (JGD) 1402447
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 37.1736 140.4097
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19810611-19810806
Research Space
1800
Research Causes 母畑地区開発事業に伴う事前調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
Main Features
竪穴住居跡1
土坑5
Main Foundings
縄文土器
石鏃
Remark 奈良・平安時代の竪穴住居跡5軒のうち4軒は、カマドの両脇に柱穴を持つという共通した構造が認められる。
Site Type
Main Age
弥生
Main Features
Main Foundings
弥生土器
Remark
Site Type
集落
Main Age
奈良
平安
Main Features
竪穴住居5
掘立柱建物跡9
土坑6
溝跡1
Main Foundings
土師器
須恵器
手捏土器
縄文土器
弥生土器
Remark
Site Type
Main Age
不明
Main Features
柱列跡1
溝跡8
小穴8
Main Foundings
Remark
Abstract [七郎内C遺跡 要約]
本遺跡は、阿武隈川右岸の中位段丘面に立地する、縄文時代中期を中心とした遺跡である。確認した該期の主な遺構は、竪穴住居跡6軒、土坑71基、焼土遺構5基、埋甕5基、遺物包含層である。遺物は、各遺構や遺物包含層から多量出土した。縄文土器には、東北地方の大木式土器と関東地方の阿玉台式土器とが融合した特徴のものが認められる。土器以外では、土偶・三角形状土製品・琥珀製小玉・翡翠製大珠など、特筆される遺物も出土した。このうち、琥珀製小玉は約50点が39号土坑から、翡翠製大珠は1点が55号土坑から出土しており、これらの玉類は墓に入れられた副葬品と考えられる。縄文時代以外の遺構は、平安時代の竪穴住居跡1軒、掘立柱建物跡2棟、土坑1基が確認された。 
[七郎内D遺跡 要約]
本遺跡は、開析谷に面した南向き緩斜面に立地する、縄文時代と奈良・平安時代の複合遺跡である。縄文時代の遺構は、竪穴住居跡1軒、土坑5基である。竪穴住居跡は、中期後半頃の所産で、住居跡の北西部で埋甕1基を確認した。埋甕は、深鉢の胴部上半が掘形に設置されていた。そして、その内部に、同個体の胴部下半を打ち割った破片を平積みにし、最上部には石を載せていた。奈良・平安時代の遺構は、竪穴住居跡5軒、掘立柱建物跡9棟、土坑6基、溝跡1条である。これらの遺構は、遺構の重複関係や出土遺物の検討から、大きく3時期の変遷が想定される。 

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