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Report Type List > 埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等 > 千葉市子和清水遺跡・房地遺跡・一枚田遺跡

千葉市子和清水遺跡・房地遺跡・一枚田遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90574
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90574
For Citation 千葉市教育振興財団 1987 『千葉市子和清水遺跡・房地遺跡・一枚田遺跡』千葉市教育委員会他
千葉市教育振興財団 1987 『千葉市子和清水遺跡・房地遺跡・一枚田遺跡』
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=英世|last=田中 |first2=健一|last2=簗瀬 |first3=淳一|last3=湖口 |first4= 順一|last4=佐藤|first5=健一|last5=菊池|title=千葉市子和清水遺跡・房地遺跡・一枚田遺跡|origdate=1987-03-31|date=1987-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/90574|location=千葉市中央区南生実町1235|ncid=BN0780115X|ncid=BB0301203X|doi=10.24484/sitereports.90574}} 閉じる
File
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Title 千葉市子和清水遺跡・房地遺跡・一枚田遺跡
Participation-organizations 千葉市埋蔵文化財調査センター - 千葉県
Alternative ちばしこわしみずいせき・ぼうちいせき・いちまいだいせき
Subtitle
Volume
Series
Series Number
Author
Editorial Organization
千葉市教育振興財団
Publisher
千葉市教育委員会
千葉市教育振興財団
Publish Date 19870331
Publisher ID 12100
ZIP CODE 2600814
TEL 0432665433
Aaddress 千葉市中央区南生実町1235
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
共同刊行 : 千葉市文化財調査協会
Articles
Site
Site Name 子和清水遺跡
Site Name Transcription こわしみずいせき
Order in book 1
Address 千葉市花見川区三角町744他
Address Transcription ちばしはなみがわくさんかくちょう744ほか
City Code 12102
Site Number 1052
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 354019
East Longitude (WGS) 1400706
Dd X Y 35.671944 140.118333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19850717-19860305
Research Space
16000
Research Causes 清掃工場建設
OverView
Site Type
集落
Main Age
旧石器
Main Features
石器集中区
Main Foundings
ナイフ形石器
角錐状石器
掻器
彫器
槍先形尖頭器
Remark 第4地点でローム層の古地磁気測定を実施。測定の結果、炉の可能性のある磁化強度の強い4地点10箇所を検出。
Site Type
集落
Main Age
縄文
Main Features
竪穴住居跡
竪穴状遺構
炉跡状遺構
土坑
ピット群
Main Foundings
縄文土器(黒浜・浮島・加曽利E・前浦・千網)
玉類
滑石製品
土偶
石斧
石鏃
石錐
石皿
独鈷石
抉状耳飾
砥石
Remark 草創期の尖頭器 住居跡:前期後様〜末様7、中期後様2、後期前半1 晩期遺物集中地点4箇所 晩期千網・荒海式などの弥生への移行期の土器多く含む。 玉類と滑石製品は、勾玉の未製品が含まれており、縄文時代の玉製作工房的な性格の遺物か。 石器:石鏃・石錘・両極石器・石斧・磨石・凹石・石皿・石棒・独鈷石
Site Type
集落
Main Age
弥生
Main Features
Main Foundings
土師器
Remark 北関東と印旛沼周辺域の後期の土器片
Site Type
集落
Main Age
古墳
Main Features
竪穴住居跡
Main Foundings
土師器
Remark 住居は、前期。 外来系の可能性がある土器を含む
Site Type
集落
Main Age
平安
Main Features
竪穴住居跡
Main Foundings
土師器
Remark
Site Name 房地遺跡
Site Name Transcription ぼうちいせき
Order in book 2
Address 千葉市稲毛区宮野木町1928他
Address Transcription ちばしいなげくみやのぎちょう1928ほか
City Code 12103
Site Number 2016
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 353942
East Longitude (WGS) 1400624
Dd X Y 35.661666 140.106666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19850717-19851212
Research Space
5000
Research Causes 宮野木地区スポーツセンター建設
OverView
Site Type
集落
Main Age
旧石器
Main Features
Main Foundings
彫器
Remark
Site Type
集落
Main Age
縄文
Main Features
竪穴住居跡
土坑
陥穴
Main Foundings
土器(浮島・諸磯・興津・粟島台・加曽利E・堀之内1・安行1・姥山Ⅱ・Ⅲ・前浦・荒海)
有舌尖頭器
尖頭器
打製石斧
磨製石斧
石皿
石剣
石鏃
敲石
磨石
浮子
Remark 草創期:有舌尖頭器1・尖頭器3 住居跡:前期後様1・中期後様1 晩期:包含層から土器と石剣2 玉は、詳細時期不明だが、縄文のものか。
Site Type
集落
Main Age
弥生
Main Features
Main Foundings
弥生土器(御代田・宮ノ台)
土師器
けつ状耳飾り
勾玉
管玉
石製模造品
Remark 東北南部の中期初頭・御代田式の破片。 宮ノ台式。 市内出土の当該期の勾玉は、本例の未。
Site Type
集落
Main Age
古墳
Main Features
Main Foundings
土師器
Remark
Site Type
集落
Main Age
近世(細分不明)
Main Features
溝状遺構
Main Foundings
Remark 旧 本郷向遺跡
Site Name 一枚田遺跡
Site Name Transcription いちまいだいせき
Order in book
Address 千葉市花見川区犢橋町792
Address Transcription ちばしはなみがわくこてはしちょう792
City Code 12102
Site Number 1111
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 354025
East Longitude (WGS) 1400628
Dd X Y 35.673611 140.107777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19850722-19850902
19860124-19860125
Research Space
1100
Research Causes 小学校プール建設(犢橋小)
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
Main Features
Main Foundings
土器(浮島・加曽利EⅢ・EⅣ・称名寺・堀之内・加曽利B)
土錘
石器
Remark 早期後半〜後期中頃まで 加曽利E\0期の埋甕らしき遺物も含まれる。
Site Type
集落
Main Age
古墳
Main Features
竪穴住居跡
Main Foundings
土師器
須恵器
Remark 土師器の坏は、6世紀前半か? 遺物包含層出土品の中に、TK208相当の須恵器杯身片と5世紀代土師器壺片がある。
Site Type
集落
Main Age
不明
Main Features
土坑
溝状遺構
Main Foundings
Remark
Abstract [一枚田遺跡 要約]
 調査規模・成果は大きくはないが、6世紀前半ごろの小規模集落に一端を確認した。遺構に伴わないものの、TK208型式と思われる須恵器杯身片が含まれていたのは、当該期の集落または墓域が周辺にあることを示唆していようか。
[子和清水遺跡 要約]
 旧石器時代の石器集中区とそれに連続する縄文時代草創期の尖頭器などの石器群がまとまって出土。草創期の遺物が出土した市内でも数少ない遺跡。縄文時代は、早〜後期初頭頃の建物が検出。市内北部での早・前期の建物跡の検出は少ない。晩期の遺物集中地点が4箇所確認され、晩期末様〜弥生時代初頭に連続する遺物がまとまって出土したことは市内では珍しい。玉類と滑石製品は、未製品の勾玉工房の可能性を暗示させる。縄文時代の滑石製の勾玉工房は県内でも稀少例である。弥生時代の遺構は検出されなかったが、後期の土器片が微量出土。印旛沼周辺の臼井南式の土器が主体か。古墳時代前期の建物が2件検出され、犢橋から花見川本流域に広く、薄く展開する当該期の集落跡の一端を担うものだが、ムラとしては小規模なものである可能性が高い。平安時代の建物が1軒検出され、母集落の周辺に展開する散村部を確認した可能性が高い。周辺の母集落は未確認である。
[房地遺跡 要約]
 縄文時代草創期の有舌尖頭器と尖頭器が出土。建物は、縄文時代前期後半が1軒、中期後半が1軒。晩期の遺物包含層が確認され、石剣は晩期・千網式の集中する場所で出土。弥生時代中期初頭に、東北地方南部との交流関係を示唆する御代田式と推定される土器片が出土したのは、注目すべきであろう。 弥生時代の遺物が集中する地区からまとまって出土した勾玉は、材質およびその形状から北陸地方とのかかわりを指摘する研究者もいる。市内唯一の弥生時代と推定できる勾玉である。遺跡の調査規模に比して、遺構や遺物の量は多くないものの、縄文時代晩期末から弥生時代中期にかけての微細ではあるが、有意の成果が得られたといえる。

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