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越智遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/140086
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.140086
For Citation 公益財団法人 元興寺文化財研究所 2023 『越智遺跡』公益財団法人 元興寺文化財研究所
公益財団法人 元興寺文化財研究所 2023 『越智遺跡』
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=哲也|last=瀬戸|first2=スダルシャン|last2=バンダリ|first3=智広|last3=三谷|first4=久|last4=藤根|first5=直子|last5=木沢|title=越智遺跡|origdate=2023-03-31|date=2023-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/140086|location=奈良市中院町11番地|doi=10.24484/sitereports.140086}} 閉じる
File
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Title 越智遺跡
Participation-organizations 元興寺文化財研究所 - 奈良県
Alternative おちいせき
Subtitle 令和3 年度発掘調査報告書
Volume
Series
Series Number
Author
Editorial Organization
公益財団法人 元興寺文化財研究所
Publisher
公益財団法人 元興寺文化財研究所
Publish Date 20230331
Publisher ID
ZIP CODE 6308392
TEL 0742231376
Aaddress 奈良市中院町11番地
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 越智遺跡
Site Name Transcription おちいせき
Order in book
Address 奈良県高市郡高取町与楽1160番地
Address Transcription ならけんたかいちぐんたかとりちょうよらく1160ばんち
City Code 294012
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 342754
East Longitude (WGS) 1354640
Dd X Y 34.465 135.777777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20210825-20211015
Research Space
584
Research Causes 病院改築
OverView
Site Type
集落
その他
Main Age
奈良
鎌倉
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
Main Features
落ち込み
井戸
土坑
ピット
Main Foundings
土師器
須恵器
製塩土器
瓦器
陶磁器
木製品
石製品
獣骨
種子
Remark 奈良時代の「越」「器」などと記された墨書土器が出土
Abstract 越智遺跡は貝吹山南麓の尾根先端に位置し、越智谷と称される平野部に南面している。遺跡周辺は、『万葉集』では「越智野」などと称された地域ともされ、天皇や皇子などの墓とされる終末期古墳が分布している。今回の発掘調査では、奈良時代に遡る落ち込み、中世の井戸・土坑・ピット、中~近世の溝が検出された。特に、落ち込みからは大量の奈良時代の遺物が出土し、「越」「器」などと記された墨書土器、製塩土器、曲物・柄杓・独楽状未製品・燃えさしなどの木製品が出土した。落ち込みは、幅24 m、深さ2m以上の規模を有し、グライ化が顕著であることから、溜池などの可能性もあるが全容は不明である。出土遺物から官
衙的な性格も想定されるが、遺構の様相が明確ではないことから、遺跡の性格・評価を確定するには時期尚早と思われる。しかしながら、本遺跡が所在する大和盆地南部では奈良時代の遺跡が少ないことから、当時の交通路、国府などとの関係を考える上で貴重な成果である。

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