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アラク遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21786
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21786
For Citation 静岡県埋蔵文化財センター 2016 『静岡県埋蔵文化財センター調査報告53:アラク遺跡』静岡県埋蔵文化財センター
静岡県埋蔵文化財センター 2016 『アラク遺跡』静岡県埋蔵文化財センター調査報告53
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=律子|last=中川|title=アラク遺跡|origdate=2016-03-31|date=2016-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/21786|location=静岡県静岡市駿河区谷田23番20号|ncid=BB21133502|ncid=AA12664240|doi=10.24484/sitereports.21786|series=静岡県埋蔵文化財センター調査報告|volume=53}} 閉じる
File
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
Title アラク遺跡
Participation-organizations 静岡県埋蔵文化財センター - 静岡県
Alternative あらくいせき
Subtitle 新東名建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 御殿場市-2/新東名No.5地点
Volume
Series 静岡県埋蔵文化財センター調査報告
Series Number 53
Author
Editorial Organization
静岡県埋蔵文化財センター
Publisher
静岡県埋蔵文化財センター
Publish Date 20160331
Publisher ID 22000
ZIP CODE 4220882
TEL 0542624261
Aaddress 静岡県静岡市駿河区谷田23番20号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name アラク遺跡
Site Name Transcription あらくいせき
Order in book
Address 静岡県御殿場市茱萸沢字アラク901番地
Address Transcription しずおかけんごてんばしぐみざわあざあらく901ばんち
City Code 22215
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 351835
East Longitude (WGS) 1385506
Dd X Y 35.309722 138.918333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20131007-20131031
20140620-20140903
Research Space
727
720
Research Causes 新東名建設事業
OverView
Site Type
散布地
Main Age
古代(細分不明)
鎌倉
近世(細分不明)
近代(細分不明)
Main Features
土坑
小穴
Main Foundings
土師器片
国産陶磁器(肥前)
軽石
Remark
Abstract  アラク遺跡は標高495mの東に下る斜面緩やかにの西端部に立地する。遺跡の立地する地域は、約2,900年前に発生した御殿場岩屑なだれによる堆積物と、それに後続する第四紀古富士泥流層の扇状地堆積物(御殿場泥流層)に覆われており、それが遺跡の基盤層を形成している。発掘調査前の当地の用途は水田であった。2013年の試掘確認調査では、5箇所の試掘確認調査坑を設定し調査した。その結果に基づき、遺構が集中していると想定された地点で、2014年に本発掘調査を実施した。アラク遺跡の本調査で検出した遺構は、土坑が31基、溝状遺構3基、小穴2基である。土坑の多くは、隅丸長方形か、または長楕円形の平面形状を有する大型の土坑である。遺物が出土した土坑は土師器と近世土器が混在して出土したものが多く、近世以降の遺構であろうと考えられる。遺物が出土しなかった土坑も覆土からみて近世以降のものであろう。溝状遺構と小穴からは遺物は出土しなかったが、覆土からみて近世以降のものである。ただし、小穴は建物の柱穴かどうかは不明である。今回の長大な土坑群は、宝永スコリアの除去を直接の目的とするものではなく、農地で一般的に行われる通常の天地返し痕であろう。人間の居住に直接関係すると思われる遺構はほとんど無く、遺物も少ない。したがって今回の調査地点は集落等の遺跡の可能性は低く、農耕関連の遺跡と捉えるのが妥当である。

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