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Report Type List > 埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等 > 坂長越城ノ原遺跡・越敷山古墳群(坂長地区)

坂長越城ノ原遺跡・越敷山古墳群(坂長地区)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21002
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21002
For Citation 一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室 2017 『一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財発掘調査報告書12:坂長越城ノ原遺跡・越敷山古墳群(坂長地区)』一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室
一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室 2017 『坂長越城ノ原遺跡・越敷山古墳群(坂長地区)』一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財発掘調査報告書12
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File
Title 坂長越城ノ原遺跡・越敷山古墳群(坂長地区)
Participation-organizations (一財)米子市文化財団 - 鳥取県
Alternative さかちょうこしきのはらいせき・こしきさんこふんぐん(さかちょうちく)
Subtitle 一般国道181号(岸本バイパス)道路改良工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume
Series 一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財発掘調査報告書
Series Number 12
Author
Editorial Organization
一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室
Publisher
一般財団法人 米子市文化財団 埋蔵文化財調査室
Publish Date 20170331
Publisher ID 31202
ZIP CODE 6830011
TEL 0859260455
Aaddress 鳥取県米子市福市281番地
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 坂長越城ノ原遺跡・越敷山古墳群(さかちょうちく)
Site Name Transcription さかちょうこしきのはらいせき
Order in book
Address 鳥取県西伯郡伯耆町坂長
Address Transcription とっとりけんさいはくぐんほうきちょうさかちょう
City Code 31390
Site Number 1-172
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 352234
East Longitude (WGS) 1332423
Dd X Y 35.376111 133.406388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20121201-20140331
Research Space
4440
Research Causes 道路建設工事
OverView
Site Type
集落
古墳
Main Age
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
Main Features
落し穴
竪穴建物
掘立柱建物
貯蔵穴
段状遺構
古墳
石棺墓
石蓋土壙墓
道路
土坑
ピット
Main Foundings
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
石器
鉄製品
ガラス玉
人骨
Remark 大型の竪穴建物を検出。焼失住居と朱塗の人骨が出土。

遺跡名かな:さかちょうこしきのはらいせき・こしきさんこふんぐん(さかちょうちく)
Abstract 坂長越城ノ原遺跡1区では、落し穴から押型紋土器が出土した。集落遺跡では、弥生時代の竪穴建物6棟を検出し、そのうちの1棟は、直径10m近い大型建物であった。その他の遺構では、掘立柱建物6棟、貯蔵穴1基、段状遺構1基、道路を検出した。古墳では、越敷山107~110号墳、126~128号墳を調査し、石棺内からメノウ製の勾玉やガラス製の小玉、刀などが出土した。谷部に位置する坂長越城ノ原遺跡2区では、縄文時代後~晩期の土器のほか、性格不明の小ピットを多数検出した。坂長越城ノ原遺跡3区では、焼失した弥生時代後期末から古墳時代前期前半の竪穴建物2棟と段状遺構2基、掘立柱建物1棟を検出した。越敷山70号墳の調査では、石棺内から頭部顔面を赤彩した人骨が出土したほか、小児を埋葬したと考えられる小型の石蓋土壙墓を1基検出した。以上の成果から、この周辺では縄文時代から狩猟の場として活用され、弥生時代後期後半から古墳時代前期前半頃にかけて集落が形成されたのち、古墳時代中期には墓域として利用されていることが判明した。また時期は不明ながら、坂長越城ノ原遺跡1区では道路が複数検出されていることから、古墳群としての役割を終えた後は、交通路として丘陵地が活用されている実態が判明した。

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