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藤並地区遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/62611
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.62611
For Citation 公益財団法人和歌山県文化財センター 2019 『藤並地区遺跡』公益財団法人和歌山県文化財センター
公益財団法人和歌山県文化財センター 2019 『藤並地区遺跡』
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=孝之|last=土井|title=藤並地区遺跡|origdate=2019-03-29|date=2019-03-29|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/62611|location=和歌山市岩橋1263番の1|ncid=BB09860596|doi=10.24484/sitereports.62611|volume=2019}} 閉じる
File
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Title 藤並地区遺跡
Participation-organizations (公財)和歌山県文化財センター - 和歌山県
Alternative ふじなみちくいせき
Subtitle 一般国道42号(湯浅御坊道路)4車線化事業に伴う発掘調査報告書
Volume 2019
Series
Series Number
Author
Editorial Organization
公益財団法人和歌山県文化財センター
Publisher
公益財団法人和歌山県文化財センター
Publish Date 20190329
Publisher ID 302015
ZIP CODE 6408301
TEL 0734723710
Aaddress 和歌山市岩橋1263番の1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
情報源上に表示がないため、巻次は推定により補記
Articles
Site
Site Name 藤並地区遺跡
Site Name Transcription ふじなみちくいせき
Order in book
Address 和歌山県有田郡有田川町土生・明王寺・水尻
Address Transcription わかやまけんありだぐんありだがわちょうはぶ・みょうおうじ・みずじり
City Code 30366
Site Number 吉備地区32
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 340322
East Longitude (WGS) 1351202
Dd X Y 34.056111 135.200555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20151125-20160308
20160325-20160822
20170817-20170831
20180529-20180731
Research Space
699
2195
118.6
261.2
Research Causes 一般国道42号(湯浅御坊道路)4車線化事業
OverView
Site Type
散布地
Main Age
奈良
鎌倉
室町
Main Features
落ち込み
水田跡
自然流路
Main Foundings
土師器
須恵器
瓦器
陶器
磁器
瓦質土器
Remark 奈良時代:遺物の殆どが、中世の水田耕作土・自然流路からの出土。
鎌倉時代:遺物全体の中では、比率的に最も多い段階。遺物は二次的な水田耕作土からの出土。
室町時代:遺物は二次的な水田耕作土からの出土。
Abstract  各調査区の遺構面は、鎌倉時代から江戸時代に至る水田耕作土層を主体として、遺構検出面は、1面のみが確認できた。遺構の主だったものとして、鎌倉~室町時代の土坑・自然流路・湿地状地形(落ち込み)などを、13-1区では水田耕作に伴う小溝群を検出すると共に、一部で地震による液状化の噴砂を確認した。なお、一部の地区において人間・牛の足跡と考えられる踏み込み遺構を多数検出した。
 出土遺物の大半は、遺物包含層(旧水田耕作土)や自然流路から出土した鎌倉時代の土器類で占められるが、室町時代の土器類も少量ある。その他、弥生土器の石鏃・砂岩製台石、奈良時代の土師器・須恵器・瓦がある。また、弥生時代と考えられるサヌカイト製剥片が複数出土した。また、13-2・3区は、今次の調査では最も南側に位置する地区である。1995年3月発行の『藤並地区遺跡発掘調査報告書』掲載のM地区南東隅の東隣に位置する。M地区南東隅からは旧石器が多数出土しており、今回の調査でも旧石器の出土が予想された。しかし、13-3区では、旧石器の出土する対応層を確認したものの、旧石器は出土しなかった。これらのことから、『藤並地区遺跡発掘調査報告書』掲載のM地区での旧石器の出土は、かなり限定された範囲にしか存在しない可能性が高いと考えられる。

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