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佐倉市江原台遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122891
For Citation 千葉県文化財センター 1980 『千葉県教育振興財団調査報告25:佐倉市江原台遺跡発掘調査報告書』千葉県文化財センター
千葉県文化財センター 1980 『佐倉市江原台遺跡発掘調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告25
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File
Title 佐倉市江原台遺跡発掘調査報告書
Participation-organizations (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
Alternative さくらしえばらだいいせきはっくつちょうさほうこくしょ
Subtitle
Volume 2
Series 千葉県教育振興財団調査報告
Series Number 25
Author
Editorial Organization
千葉県文化財センター
Publisher
千葉県文化財センター
Publish Date 19800315
Publisher ID 122289
ZIP CODE 280
TEL 0472256478
Aaddress 千葉県千葉市亥鼻1-3-13
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 江原台遺跡
Site Name Transcription えばらだいいせき
Order in book
Address 千葉県佐倉市臼井田字江原台505
Address Transcription ちばけんさくらしうすいだあざえばらだい505
City Code 12212
Site Number 001
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 354411.1948
East Longitude (WGS) 1401159.2944
Dd X Y 35.736443 140.199804
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19751106-19760331
19761001-19770331
19770415-19770623
19771201-19771228
19780822-19790209
19790402-19790931
Research Space
3380
4776
2800
220
6225
600
Research Causes 国立歴史民俗博物館(仮称)用地内の国立佐倉療養所移転予定地の運輸省東京航空無線標識所内における埋蔵文化財調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
弥生
古墳
奈良
平安
戦国
Main Features
竪穴住居跡
掘立柱建物跡
方形周溝墓
地下式坑
竪穴状遺構
Main Foundings
縄文土器
縄文石器
土器片錘
土師器
須恵器
墨書土器
緑釉陶器
灰釉陶器
皇朝十二銭
銅製鈴
鉄製品
土製品
Remark  奈良・平安時代の集落規模が大きく、竪穴住居跡123軒、掘立柱建物跡56棟などで構成される。集落の出現は8世紀初頭であるが、主体は8世紀後半~9世紀後半となる。竪穴住居跡と掘立柱建物跡がセットとなってグループを構成し、「中村」や「子中」のような集団を代表する文字が集中して出土している。また、「神功開宝」1枚と「富寿神宝」2枚の計3枚及び金銅鈴、銅製鈴、緑釉陶器、灰釉陶器なども出土しており、印旛郡域の有力な拠点集落と考えられる。
Abstract  江原台遺跡は、印旛沼と鹿島川によって囲まれた標高25m~27mの台地上に位置する。本書は江原台遺跡Ⅲ~Ⅵ次調査分とⅠ、Ⅱ次の縄文時代、掘立柱建物跡等の未報告分を掲載している。
 縄文時代は、竪穴住居跡19軒と土坑129基が検出された。竪穴住居跡と土坑の配置からみると、縄文時代中期の環状集落となる可能性も想定される。弥生時代の竪穴住居跡は12軒で、大型と小型の住居が存在する。出土遺物は少ないが、1軒の竪穴住居跡から南関東の久ヶ原期の壺と在地の印旛・手賀系の甕が伴出している。古墳時代は、五領期の古墳1基と方形周溝墓2基及び和泉期~鬼高期の竪穴住居跡5軒が確認された。
 本遺跡の主体となる奈良・平安時代は、竪穴住居跡123軒、掘立柱建物跡56棟などが検出された。中世の遺構は、地下式坑2基と竪穴遺構2基で、1基の竪穴遺構には柱穴と思われるピットが8個確認された。

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