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野添大辻遺跡(第1次)発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21149
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21149
For Citation 三重県埋蔵文化財センター 2014 『三重県埋蔵文化財調査報告353:野添大辻遺跡(第1次)発掘調査報告』三重県埋蔵文化財センター
三重県埋蔵文化財センター 2014 『野添大辻遺跡(第1次)発掘調査報告』三重県埋蔵文化財調査報告353
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File
Title 野添大辻遺跡(第1次)発掘調査報告
Participation-organizations 三重県埋蔵文化財センター - 三重県
Store Page https://dps-ec.com/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative のぞえおおつじいせき(だい1じはっくつちょうさほうこく
Subtitle 度会郡大紀町野添
Volume
Series 三重県埋蔵文化財調査報告
Series Number 353
Author
Editorial Organization
三重県埋蔵文化財センター
Publisher
三重県埋蔵文化財センター
Publish Date 20140320
Publisher ID
ZIP CODE 5150325
TEL 0596521732
Aaddress 三重県多気郡明和町竹川503
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 野添大辻遺跡
Site Name Transcription のぞえおおつじいせき
Order in book
Address 度会郡大紀町野添
Address Transcription わたらいぐんたいきちょうのぞえ
City Code 24471
Site Number a45
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 342502
East Longitude (WGS) 1362919
Dd X Y 34.417222 136.488611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20120508-20120925
Research Space
997
Research Causes 主要地方道伊勢大宮線(野添工区)地方特定道路整備事業
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
竪穴住居
煙道付炉穴
土坑
井戸
石組遺構
Main Foundings
押型文土器
石器
土師器
陶磁器
Remark 主な時代:縄文早期 中世 近世
Abstract 当遺跡は、平成23年度に実施した分布調査で新規発見された遺跡で、宮川中流域右岸の段丘上に立地する。道路建設予定地のうち、3地区の発掘調査を行った(中垣戸・中道A・中道B地区)。縄文時代早期の遺構・遺物は、主に中垣戸地区で確認された。遺構は竪穴住居6棟、煙道付炉穴11基、その他の炉穴3基などを確認した。当該期の主要な遺構は、直径約40mの範囲に集中する。出土した押型文土器は、大鼻式や神宮寺式以後を含まず、大川式のみで構成される。なかでもSF60出土深鉢は、上半がほぼ完形で、南勢地域の地域色(文様構成)をよく示す好資料である。石器は、石鏃等の剥片石器は僅少で、礫器や磨石・石皿等の礫石器が主体となる。また、礫器の製作に関連する不定形な剥片が多くみられた。これらの遺構・遺物は、宮川水系における押型文期の遺跡様相や、近畿~東海地方西部における大川式の地域性を知る上で重要である。なお、煙道付炉穴より採取した炭化材や、土器に付着した炭化物の年代測定を実施しているが、この成果については機会を改めて報告したい。中~近世の遺構は、井戸、土坑、石組遺構や柱穴などがある。その多くは室町時代のものであるが、平安時代末~鎌倉時代の遺物も一定量出土していることから、当地には、中~近世を通じて小規模な集落が存在したと推測される。

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