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Prefecture List > All Prefecture > 二又第2遺跡

二又第2遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138321
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138321
For Citation 山梨県観光文化部埋蔵文化財センター 2023 『山梨県埋蔵文化財センター調査報告書339:二又第2遺跡』東海旅客鉄道株式会社他
山梨県観光文化部埋蔵文化財センター 2023 『二又第2遺跡』山梨県埋蔵文化財センター調査報告書339
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=亮済|last=御山|first2=夏帆|last2=桐部|first3=|last3=株式会社パリノ・サーヴェイ|title=二又第2遺跡|origdate=2023-03-17|date=2023-03-17|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/138321|location=山梨県甲府市下曽根町923|ncid=BD01590539|doi=10.24484/sitereports.138321|series=山梨県埋蔵文化財センター調査報告書|volume=339}} 閉じる
File
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Title 二又第2遺跡
Participation-organizations 山梨県埋蔵文化財センター - 山梨県
Alternative ふたまただい2いせき
Subtitle 中央新幹線(品川・名古屋間)建設に伴う埋蔵文化財発掘調査
Volume
Series 山梨県埋蔵文化財センター調査報告書
Series Number 339
Author
Editorial Organization
山梨県観光文化部埋蔵文化財センター
Publisher
東海旅客鉄道株式会社
山梨県
Publish Date 20230317
Publisher ID 192015
ZIP CODE 4001508
TEL 0552663016
Aaddress 山梨県甲府市下曽根町923
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 二又第2遺跡
Site Name Transcription ふたまただい2いせき
Order in book
Address 山梨県中央市成島地内
Address Transcription やまなしけんちゅうおうしなるしまちない
City Code 192147
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 353624
East Longitude (WGS) 1383305
Dd X Y 35.606666 138.551388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20210112-20210430
20210712-20220401
Research Space
2000
2000
10000
Research Causes 中央新幹線(品川・名古屋間)建設
OverView
Site Type
田畑
Main Age
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
Main Features
自然流路
溝状遺構
集石
用水路
Main Foundings
土師質土器
陶磁器(青磁含む)
古銭
木製品
Remark 近世以降の水田をほぼ全域において検出した。遺構面はGL-200㎜と浅いため、畦畔は削平されており、水路のみ遺存している。現代用水路は、現行のコンクリート水路の直下にあり、包含遺物の年代から、日本住血吸虫対策以前の用水堰であると考えられる。
Abstract  二又第2遺跡は釜無川の氾濫平野にあり、中世には「鳴嶋(成島)郷」の地名が古文書より確認される地域に位置する水田跡である。遺跡は地表面下約20㎝の浅さにあり、畦畔は確認できなかったが、花粉、プラントオパールの包含量から近世以降の水田と確認された。発掘調査では主に溝を調査区全域において疎に検出した。中世以降の成島地域において経済基盤として支えた広大な水田景観が広がっていたことが確認された。
 中世においては、明瞭に人為的な所作が認められなかったが、多量の遺物が散布している状況が確認された。隣接する二又第1遺跡では、村落が展開していたことが発掘調査により明らかになっており、濃密な人間活動が認められる。本遺跡において出土した中世遺物の給源は、二又第1遺跡に求められると想定される。

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