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Prefecture List > All Prefecture > 一般国道349号関連遺跡発掘調査報告

一般国道349号関連遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/115518
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.115518
For Citation 福島県文化振興財団遺跡調査部 2022 『福島県文化財調査報告書547:一般国道349号関連遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興財団遺跡調査部 2022 『一般国道349号関連遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書547
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File
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Title 一般国道349号関連遺跡発掘調査報告
Participation-organizations 福島県教育委員会 - 福島県
Store Page https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative いっぱんこくどう349ごうかんれんいせきはっくつちょうさほうこく
Subtitle 宮平遺跡
Volume 2
Series 福島県文化財調査報告書
Series Number 547
Author
Editorial Organization
福島県文化振興財団遺跡調査部
Publisher
福島県教育委員会
福島県文化振興財団
福島県土木部
Publish Date 20220304
Publisher ID
ZIP CODE 960‐8688
TEL 0245217787
Aaddress 福島県福島市杉妻町2-16
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 宮平遺跡
Site Name Transcription みやだいらいせき
Order in book
Address 福島県東白川郡矢祭町大字下関河内字古宿
Address Transcription ふくしまけんひがししらかわぐんやまつりまちおおあざしもせきごうどあざふるじゅく
City Code 07482
Site Number 00683
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 365027
East Longitude (WGS) 1402614
Dd X Y 36.840833 140.437222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20180712-20181101
Research Space
2300
Research Causes 道路(一般国道349号)整備に伴う記録保存調査
OverView
Site Type
散布地
Main Age
縄文
古墳
奈良
平安
Main Features
流路跡
土坑
焼土遺構
小穴
Main Foundings
縄文土器
石器
土師器
須恵器
鉄滓
Remark 縄文時代早期・後期の土器がまとまって出土した。
町内では、初めての事例となる古墳時代前期のS字甕が出土した。
Abstract  宮平遺跡は、福島県中通り地方の南端に位置する矢祭町に所在し、久慈川支流の小田川に面した低位段丘面に立地している。
 調査の結果、流路跡1条、土坑1基、焼土遺構2基、小穴7基が確認され、縄文時代及び古墳・奈良・平安時代の遺物が出土した。
 なかでも縄文時代早期・後期の土器がまとまって出土している。
 縄文時代早期の遺物は遺構外からまとまって出土した。
 早期前葉の撚糸文系土器や、中葉~後葉にかけての沈線文系土器や条痕文系土器が出土しており、関東地方に分布する野島式や鵜ヶ島台式といった土器も確認されている。
 この時期は町内で最も遺跡数が多く、宮平遺跡周辺にも同時期の遺跡が複数所在することから、本遺跡も活動拠点のひとつであったとみられる。
 縄文時代後期の遺物は流路跡からまとまって出土しており、今回の調査で出土した遺物の主体となっている。
 後期中葉の加曾利B 式や、後葉の瘤付土器・曽谷式・安行式などが出土した。
 特に曽谷式や安行式といった関東地方に分布する土器がまとまって出土しており、東北地方最南端という矢祭町の地理的環境を反映したものと考えられる。
 また、古墳時代前期のS字甕の破片が出土しており、町内では初めての事例である。

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