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市原市山新遺跡第2地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/142131
引用表記 市原市教育委員会( 市原市埋蔵文化財調査センター) 2020 『市原市埋蔵文化財調査センター調査報告書第50集:市原市山新遺跡第2地点』市原市教育委員会( 市原市埋蔵文化財調査センター)
市原市教育委員会( 市原市埋蔵文化財調査センター) 2020 『市原市山新遺跡第2地点』市原市埋蔵文化財調査センター調査報告書第50集
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File
Title 市原市山新遺跡第2地点
Participation-organizations 市原市 - 千葉県
Alternative いちはらしさんしんいせきだいにちてん
Subtitle
Volume
Series 市原市埋蔵文化財調査センター調査報告書
Series Number 第50集
Author
Editorial Organization
市原市教育委員会( 市原市埋蔵文化財調査センター)
Publisher
市原市教育委員会( 市原市埋蔵文化財調査センター)
Publish Date 20200330
Publisher ID
ZIP CODE 2900011
TEL 0436419000
Aaddress 千葉県市原市能満1489
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
所収論文
Site
Abstract 山新遺跡第2地点は東京湾沿岸の、養老川と椎津川にはさまれた沖積地内の、砂堆列上に位置する。D区の砂堆列の切れ目にあたる浅谷部では縄文時代後期から晩期の土器を主体とした、遺物総量約3tの包含層を検出した。これらの出土遺物は縄文時代晩期中葉頃に洪水等によって遺跡周辺からもたらされたと推測され、海退による砂堆列形成後、縄文時代後期から晩期頃には本遺跡周辺の砂堆列の土地利用が開始されていたものと考えられる。また、A・B区では弥生時代中期後半の竪穴建物跡を4棟確認し、弥生時代には本遺跡周辺の砂堆列上が居住域として利用されていることが明らかになった。さらに、A・B・C区では中世の掘立柱建物跡や溝・土坑が確認されるとともに貿易陶磁も出土しており、隣接する棗塚遺跡の都市的空間が、本遺跡まで広がっていたことが想定される。

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