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首里城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21932
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21932
For Citation 沖縄県立埋蔵文化財センター 2017 『沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書88:首里城跡』沖縄県立埋蔵文化財センター
沖縄県立埋蔵文化財センター 2017 『首里城跡』沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書88
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=力|last=新垣|first2=貴子|last2=金城|first3=綾|last3=玉城|first4=|last4=株式会社文化財サービス|first5=|last5=パリノ・サーヴェイ株式会社|title=首里城跡|origdate=2017-03-31|date=2017-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/21932|location=沖縄県中頭郡西原町字上原193-7|ncid=AA11904961|ncid=BB26590942|doi=10.24484/sitereports.21932|series=沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書|volume=88}} 閉じる
File
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Title 首里城跡
Participation-organizations 沖縄県立埋蔵文化財センター - 沖縄県
Alternative しゅりじょうあと
Subtitle 御内原東地区発掘調査報告書
Volume
Series 沖縄県立埋蔵文化財センター調査報告書
Series Number 88
Author
Editorial Organization
沖縄県立埋蔵文化財センター
Publisher
沖縄県立埋蔵文化財センター
Publish Date 20170331
Publisher ID 470007
ZIP CODE 9030125
TEL 0988358752
Aaddress 沖縄県中頭郡西原町字上原193-7
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 首里城跡(御内原東地区)
Site Name Transcription しゅりじょうあと
Order in book
Address 沖縄県那覇市首里当蔵町3丁目1番
Address Transcription おきなわけんなはししゅりとうのくらちょう3ちょうめ1ばん
City Code 47201
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 261302
East Longitude (WGS) 1274311
Dd X Y 26.217222 127.719722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20110830-20120331
20120925-20130331
Research Space
476
Research Causes 国営沖縄記念公園(首里城地区)整備に伴う遺構確認調査
OverView
Site Type
城館
Main Age
近世(細分不明)
近代(細分不明)
グスク
Main Features
石積み
石敷き
ピット
落ち込み
階段
遺物包含層
Main Foundings
陶磁器類(中国産
タイ産
ベトナム産
朝鮮産
本土産
沖縄産等)
瓦類(屋瓦
欄干)
銭貨
円盤状製品
煙管
玉類
ガラス製品
金属製品
石製品
漆喰製品
木製品
貝製品
骨製品
自然遺物
Remark 金蔵に伴うと考えられる石積みや、美福門の城壁の一部などを確認。金蔵に伴うと考えられる石積みや、美福門の城壁の一部などを確認。
Abstract  本調査では、1732年創建の金蔵に伴うと考えられる複数の石積や、尚巴志王代(1422~39年)創建と伝わる美福門の城壁の一部、琉球石灰岩の岩盤を加工・整形した階段通路などが確認された。当該地区は城内でも限られた人間しか立ち入りできない「御内原」の一部で、内部の様相が窺える文献や古写真がほとんど残されていないことから、今回の調査成果は「御内原」の復元整備を進めるうえで非常に重要といえる。また、金蔵周辺からは年代の異なる落込が2基検出されており、遺構内からはかつて当該地区に存在した可能性の高い構造物や、「御内原」における生活を窺い知ることのできる遺物が多数得られている。
 多種多様な遺物のうち特徴的な資料として挙げられるのが、瓦製の欄干と中国清朝陶磁器の官窯製品である。前者は親柱・平桁・束などの部材を組み合わせて構築する欄干で、年代は出土状況から17世紀以前と推定されることから、当該期の城内に瓦製欄干を伴う構造物が存在した可能性も示唆される。後者は当時の中国(清朝)で生産された最高レベルの陶磁器で、中国のみならず国外の遺跡でも発見される事例は非常に少ない。今回得られた資料は大半が金蔵後方に位置する落ち込みから出土しており、器種も碗・小碗・皿など実際に食器として使用する製品のみが複数個体確認されていることから、かつて国王一族の食事や賓客の接待時などに用いるため金蔵で収納していたものが、破損等の要因により廃棄されたと考えられる。

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