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Prefecture List > 福岡県 > 久留米市 > 久留米市内遺跡群

久留米市内遺跡群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/57928
For Citation 久留米市市民文化部文化財保護課 2012 『久留米市文化財調査報告書318:久留米市内遺跡群』久留米市教育委員会
久留米市市民文化部文化財保護課 2012 『久留米市内遺跡群』久留米市文化財調査報告書318
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File
Title 久留米市内遺跡群
Participation-organizations 久留米市 - 福岡県
Store Page https://www.city.kurume.fukuoka.jp
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative くるめしないいせきぐん
Subtitle
Volume 平成23年度
Series 久留米市文化財調査報告書
Series Number 318
Author
Editorial Organization
久留米市市民文化部文化財保護課
Publisher
久留米市教育委員会
Publish Date 20120331
Publisher ID 40203
ZIP CODE 8308520
TEL 0942309225
Aaddress 福岡県久留米市城南町15-3
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 糠尾古墳群 第1次
Site Name Transcription ぬかおこふんぐん
Order in book 1
Address 久留米市大善寺町宮本
Address Transcription くるめしだいぜんじまちみやもと
City Code 40203
Site Number 030788
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331646
East Longitude (WGS) 1302904
Dd X Y 33.279444 130.484444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20100302-20100329
Research Space
203
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
古墳
Main Age
古墳
Main Features
円墳 1基
Main Foundings
須恵器
土師器
Remark 径16~17mの円墳を確認。主体部の構造は横穴式石室である。
Site Name 糠尾古墳群 第2次
Site Name Transcription ぬかおこふんぐん
Order in book 2
Address 久留米市大善寺町宮本
Address Transcription くるめしだいぜんじまちみやもと
City Code 40203
Site Number 030788
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331646
East Longitude (WGS) 1302904
Dd X Y 33.279444 130.484444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20110126-20110330
Research Space
555
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
古墳
Main Age
古墳
Main Features
円墳 1基
Main Foundings
須恵器
土師器
金属器
石製品
Remark 第1次調査にて確認された円墳の全面調査。
墳丘径17mの円墳で複室構造の横穴式石室である。石室は胴張りプランであると考えられる。床面を2面確認した。
Site Name ヘボノ木遺跡 第70次
Site Name Transcription へぼのきいせき
Order in book 3
Address 久留米市東合川三丁目
Address Transcription くるめしひがしあいかわさんちょうめ
City Code 40203
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331852
East Longitude (WGS) 1303301
Dd X Y 33.314444 130.550277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20110118-20110124
Research Space
54
Research Causes 試掘・確認調査
OverView
Site Type
官衙
Main Age
奈良
平安
Main Features
土坑 2基
ピット
Main Foundings
土師器
須恵器
Remark 回廊状遺構によって囲繞された空間内部の調査。
Site Name 念仏塚遺跡 第7次
Site Name Transcription ねんぶつづかいせき
Order in book 4
Address 久留米市安武町安武本
Address Transcription くるめしやすたけまちやすたけほん
City Code 40203
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331734
East Longitude (WGS) 1302908
Dd X Y 33.292777 130.485555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20110314-20110319
Research Space
45
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
平安
Main Features
ピット 80基
Main Foundings
Remark ピットを検出したのみで、遺物は皆無である。
Site Name 二本木遺跡 第28次
Site Name Transcription にほんぎいせき
Order in book 5
Address 久留米市御井町1327-7外
Address Transcription くるめしみいまち1327-7ほか
City Code 40203
Site Number 030284
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331840
East Longitude (WGS) 1303313
Dd X Y 33.311111 130.553611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20110901-20110906
Research Space
64
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
奈良
Main Features
Main Foundings
土師器
Remark
Site Type
集落
Main Age
中世(細分不明)
Main Features
土坑 4基
Main Foundings
Remark
Site Type
集落
Main Age
近世(細分不明)
Main Features
土坑 1基
Main Foundings
近世磁器
Remark
Site Type
集落
Main Age
不明
Main Features
柵列
Main Foundings
Remark 柵列、礫層の確認
Site Name 善導寺境内遺跡 第9次
Site Name Transcription ぜんどうじけいだいいせき
Order in book 6
Address 久留米市善道寺町飯田550
Address Transcription くるめしぜんどうじまちいいだ550
City Code 40203
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331946
East Longitude (WGS) 1303618
Dd X Y 33.329444 130.605
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20110902
Research Space
6
Research Causes 試掘・確認調査
OverView
Site Type
社寺
Main Age
近代(細分不明)
Main Features
地形痕跡 1基
ピット 2基
Main Foundings
Remark 明治33年に造成された参道に伴う地形痕跡を確認。
Site Name 安国寺遺跡 第7次
Site Name Transcription あんこくじいせき
Order in book 7
Address 久留米市山川神代一丁目
Address Transcription くるめしやまかわくましろいっちょうめ
City Code 40203
Site Number 030149
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331918
East Longitude (WGS) 1303337
Dd X Y 33.321666 130.560277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20110928-20111005
Research Space
38
Research Causes 試掘・確認調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
Main Features
溝 2条
Main Foundings
土師器
陶磁器
Remark 明治の絵図に見られる安国寺南辺の堀の一部の可能性がある溝の肩部を確認した。
Site Name 塚崎遺跡 第1次
Site Name Transcription つかざきいせき
Order in book 8
Address 久留米市三潴町高三潴
Address Transcription くるめしみずままちたかみずま
City Code 40203
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331552
East Longitude (WGS) 1302721
Dd X Y 33.264444 130.455833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20111018-20111028
Research Space
17
Research Causes 試掘・確認調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
弥生
Main Features
土坑 4基
溝 1条
Main Foundings
弥生土器
石器
Remark 弥生時代中期~後期にかけての集落跡
Site Name 西海道跡 第3次
Site Name Transcription さいかいどうあと
Order in book 9
Address 久留米市荒木町荒木
Address Transcription くるめしあらきまちあらき
City Code 40203
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331632
East Longitude (WGS) 1303048
Dd X Y 33.275555 130.513333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20111116-20111124
Research Space
52
Research Causes 試掘・確認調査
OverView
Site Type
交通
Main Age
古代(細分不明)
中世(細分不明)
Main Features
Main Foundings
土師器
Remark
Site Type
交通
Main Age
近世(細分不明)
Main Features
溝 1条
土坑 1基
Main Foundings
Remark 西海道推定路線の渡河地点だが、河川作用で既に遺跡が失われている。
Abstract (糠尾古墳群 第1次)
糠尾古墳群は、久留米市の南西部にあたる大善寺町宮本に所在する古墳群で、4基の古墳で構成される。今回の調査で朝妻社古墳として周知される古墳の残存状況を確認した。
対象地に残るマウンドは墳丘盛土の残部であることを確認し、周溝と考えられる溝をマウンドの南北で検出した。
(糠尾古墳群 第2次)
糠尾古墳群は、久留米市の南西部にあたる大善寺町宮本に所在する古墳群で、4基の古墳で構成される。その中の2号墳(朝妻社古墳)は、墳丘盛土がほとんど残っておらず、石室も左側壁の一部が残存するのみで、玄室からは奥壁の抜き跡、前室からは袖石の抜き跡と考えられる土坑を確認している。なお、石室の掘り形は方形を呈している。
敷石を2面検出しており、追葬が行われている。前庭部の堆積状況からも供献された須恵器、土師器が大量に出土している。これらの遺物から築造時期は陶邑編年のTK209前後と考えられる。
(ヘボノ木遺跡 第70次)
調査地は、高良山から北西へ派生する標高14mの低位段丘上に立地する。回廊状遺構によって囲繞された区画内部の状況を把握する目的で実施した上面確認調査であり、遺構の掘り下げはほとんど実施していない。区画内の東側には南北棟建物があり、これに対応する建物の検出も目的であったが、少なくとも調査範囲内においては確認できない点が明らかとなった。また土坑2基は一部の掘り下げに止まったものの、軒平・軒丸瓦の出土も認められ、共伴した遺物から9世紀半ばには区画内に土坑が設けられていたことも確認された。
(念仏塚遺跡 第7次)
調査地は、標高10m程度の低台地上に立地する。調査ではピット80基余りが検出されたのみで遺物は皆無であったが、隣接地で実施した第2・5次調査では、「大印」や「南宅氏」などの墨書土器が出土したり、鍛冶関連遺構も確認されていることから、一般的な集落とは考え難く、官衙(郡衙)に深く関与した工房跡とも考えられる。時期は9世紀前半を中心とするものである。
(二本木遺跡 第28次)
当調査区では、弥生時代の遺構は検出されておらず、南側に弥生時代の遺構が広がるものとかんがえられている。また、礫層は地震痕跡との関連が指摘されており、今回の調査では筑紫大地震天武七年(679)以降の遺物が礫層の上から検出されている。
(善導寺境内遺跡 第9次)
調査地は、筑後川とその支流巨瀬川が合流する地点、筑後川左岸に形成された標高11~13mの自然堤防上に位置する。調査地点は浄土宗大本山善導寺境内の三門前面である。今回は、その石敷きの参道に伴う基礎地形を確認した。地形は10~35cmの高さに版築状の工法で積土されていた。その年代は、山門脇の石柱碑文から、明治33年(1900)と考えられる。
(安国寺遺跡 第7次)
調査地は、北方約500mを流れる筑後川左岸に形成された標高約8mの自然堤防上に位置する。調査地点は、明治時代の地図・字図などから、安国寺の周囲をめぐる濠の南辺部分にあたることが推測された。同寺を中心とする一帯は、鎌倉時代の神代氏館と安国寺を含む寺院地区で構成されていると考えられており、この濠はそれらを囲む濠を踏襲している可能性がある。今回の調査では、設定した調査区東端で南北方向の濠の西端部、調査区北辺東半部で東西方向の濠の南岸部を検出した。すなわち、単純に東西方向の濠が存在するだけでなく、南北方向にも走行するなど複雑な様相を呈していることがわかった。しかし、調査面積が限定されていたために、両者の時期差や配置についての詳細は、なお不明のままである。
(塚崎遺跡 第1次)
調査地は、広川左岸域に形成された標高約6mの低台地上に位置する。江戸時代に細形銅剣2本が出土した御廟塚貝塚の西側に所在する。弥生時代中期~後期にかけての土坑や溝などとともに、土器や石器など生活痕跡が検出されている。
(西海道跡 第3次)
調査地は、両側溝を有する路面幅約9mの道路遺構が検出された約800m北東にある車地遺跡第3次調査地点と、本調査地南側の荒木町荒木字車路とを繋ぐ、西海道推定路線の渡河地点にあたる。しかし、関連する遺構は皆無で、当地が地下げされているか、河川の作用によって関連遺構が流出した可能性が考えられる。

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