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Prefecture List > 福岡県 > 久留米市 > 飛塚古墳(第1次)・庄島侍屋敷遺跡(第8次)・西牟田東京遺跡(第1次)・二本木遺跡(第30次)

飛塚古墳(第1次)・庄島侍屋敷遺跡(第8次)・西牟田東京遺跡(第1次)・二本木遺跡(第30次)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/59291
For Citation 久留米市市民文化部文化財保護課 2015 『久留米市文化財調査報告書359:飛塚古墳(第1次)・庄島侍屋敷遺跡(第8次)・西牟田東京遺跡(第1次)・二本木遺跡(第30次)』久留米市教育委員会
久留米市市民文化部文化財保護課 2015 『飛塚古墳(第1次)・庄島侍屋敷遺跡(第8次)・西牟田東京遺跡(第1次)・二本木遺跡(第30次)』久留米市文化財調査報告書359
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File
Title 飛塚古墳(第1次)・庄島侍屋敷遺跡(第8次)・西牟田東京遺跡(第1次)・二本木遺跡(第30次)
Participation-organizations 久留米市 - 福岡県
Store Page https://www.city.kurume.fukuoka.jp
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative とびつか こふん (だい1じ)・しょうじま さむらい やしき いせき (だい8じ)・にしむた とうきょう いせき (だい1じ)・にほんぎ いせき (だい30じ)
Subtitle 久留米市埋蔵文化財調査集報 ; 15
Volume
Series 久留米市文化財調査報告書
Series Number 359
Author
Editorial Organization
久留米市市民文化部文化財保護課
Publisher
久留米市教育委員会
Publish Date 20150331
Publisher ID 40203
ZIP CODE 8308520
TEL 0942309225
Aaddress 福岡県久留米市城南町15-3
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 飛塚古墳 第1次
Site Name Transcription とびつかこふん
Order in book 1
Address 久留米市田主丸町竹野1972-1
Address Transcription くるめしたぬしまるまちたけの
City Code 40203
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331910
East Longitude (WGS) 1303025
Dd X Y 33.319444 130.506944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20080411-20080711
Research Space
874
Research Causes 測量調査
OverView
Site Type
散布地
Main Age
弥生
古墳
Main Features
Main Foundings
須恵器
埴輪
弥生土器
Remark 耳納連山北麓に立地する飛塚古墳の測量調査。円筒埴輪が採集され、40m前後の前方後円墳の可能性が考えられる
Site Name 庄島侍屋敷遺跡 第8次
Site Name Transcription しょうじまさむらいやしきいせき
Order in book 2
Address 久留米市中央町29-3
Address Transcription くるめしちゅうおうまち
City Code 40203
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331946
East Longitude (WGS) 1303618
Dd X Y 33.329444 130.605
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20120117-20120221
Research Space
96
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
古墳
奈良
平安
江戸
Main Features
溝 3条
井戸 3基
土坑 10基
Main Foundings
須恵器
土師器
黒色土器A類
陶磁器
銭貨
Remark 朝妻焼の碗・皿が出土。
溝は17世紀の中頃までには埋没している可能性が高い。
Site Name 西牟田東京遺跡 第1次
Site Name Transcription にしむたとうきょういせき
Order in book 3
Address 久留米市三潴町西牟田643-1ほか
Address Transcription くるめしみづままちにしむた
City Code 40203
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331436.69
East Longitude (WGS) 1302852.81
Dd X Y 33.243525 130.481336
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20120114-20121128
Research Space
258
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
土坑 5基
ピット 多数
Main Foundings
土師器
輸入陶磁器
近世陶磁器
近代陶磁器
Remark 多数のピットを確認。
Site Name 二本木遺跡 第30次
Site Name Transcription にほんぎいせき
Order in book 4
Address 久留米市御井町1612-1ほか
Address Transcription くるめしみいまち
City Code 40203
Site Number 30284
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 331830
East Longitude (WGS) 1303313
Dd X Y 33.308333 130.553611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20130722-20131023
Research Space
305
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
平安
鎌倉
Main Features
掘立柱建物 1棟
溝 2条
土坑 7基
Main Foundings
土師器
須恵器
瓦器
輸入陶磁器
鉄製品
陶器
石鍋
Remark 12世紀~14世紀の土坑が検出され、多量の遺物が出土した。
Abstract (飛塚古墳 第1次)
飛塚古墳は、耳納連山北麓の標高約52mを測る丘陵上に立地する。踏査により円筒埴輪が採集されたことにより、耳納連山北麓に所在する古墳の基礎資料とするため、測量調査を実施した。その結果、急斜面に造営されていることが判明し、全長40m前後を測るものと思われる。埴輪は円筒埴輪のみが確認され、朝顔形埴輪の可能性がある細片も含まれる。
(庄島侍屋敷遺跡 第8次)
筑後川の支流である池町川左岸に広がる自然堤防上に庄島侍屋敷は位置する。自然堤防の南には苧扱川が西流しており、2つの川に挟まれた地域であることが窺える。調査地は、侍屋敷の北部中央にあたり、安政二年図では「森兵右衛門邸」にあたる。標高は11mである。
調査地の北側で、東西に延びる溝状遺構を検出しており、幅約60cm、深さ80から90cmを測る。遺物の出土は少ない。この溝を境として南側には土坑7基、井戸3基が検出されている。溝状遺構の北側では、遺構は検出されていない。遺物の出土量は全体的に少ない。井戸の埋土上層からは瓦片が大量に出土している他、陶器類が出土している。出土遺物の大半が幕末以降の所産であると考えられるが、溝からは、17世紀前半頃の遺物も出土している。
(西牟田東京遺跡 第1次)
調査地は、八女丘陵から派生する標高約9mの低丘陵上に立地する。調査では130基近いピットと5基の土坑を検出したが、出土遺物は中世以降の土師器の細片などで、詳細な年代や用途を推定するに及ばなかった。ただし、調査区周辺で中世前期の輸入陶磁器や中世の土師器、近世以降の陶磁器などを表採した。これらの表採遺物の年代や小字名から、中世以降に形成された集落が、今日まで存続していきたと考えられる。
(二本木遺跡 第30次)
調査地は二本木遺跡の南西部に位置し、標高31m前後を測る。検出遺構は掘立柱建物1棟、溝2条、土坑7基であった。パンコンテナー30箱程度の遺物が出土した。本地点の南方100mに位置する安養寺境内遺跡で検出された大型土坑5基と同規模の大型土坑2基や廃棄土坑3基などが検出された。古代末~鎌倉時代前半の高良山西麓における生活の様子を探るうえで注目される。

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