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長野尾登遺跡第4地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24721
For Citation (財)北九州市芸術文化振興財団埋蔵文化財調査室 2007 『北九州市埋蔵文化財調査報告書366:長野尾登遺跡第4地点』(財)北九州市芸術文化振興財団埋蔵文化財調査室
(財)北九州市芸術文化振興財団埋蔵文化財調査室 2007 『長野尾登遺跡第4地点』北九州市埋蔵文化財調査報告書366
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File
Title 長野尾登遺跡第4地点
Participation-organizations (公財)北九州市芸術文化振興財団 - 福岡県
Alternative ながのおのぼりいせきだい4ちてん
Subtitle 徳力葛原線道路改良工事に伴う埋蔵文化財調査報告 ; 18
Volume
Series 北九州市埋蔵文化財調査報告書
Series Number 366
Author
Editorial Organization
(財)北九州市芸術文化振興財団埋蔵文化財調査室
Publisher
(財)北九州市芸術文化振興財団埋蔵文化財調査室
Publish Date 20070228
Publisher ID
ZIP CODE 803-0816
TEL 093-582-0941
Aaddress 福岡県北九州市小倉北区金田1-1-3
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 長野尾登遺跡第4地点
Site Name Transcription ながのおのぼりいせき
Order in book
Address 福岡県北九州市小倉南区大字長野779-4番他
Address Transcription きたきゅうしゅうしこくらみなみくおおあざながの779-4ばんほか
City Code 40100
Site Number
North Latitude (JGD) 334904
East Longitude (JGD) 1305420
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 33.821 130.9032
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20030501-20030630
Research Space
1610
Research Causes 徳力葛原線道路改良工事
OverView
Site Type
その他
Main Age
縄文
Main Features
自然流路
Main Foundings
縄文土器
Remark 遺物は縄文時代後期に比定しうる。
Site Type
その他
Main Age
弥生
Main Features
自然流路
杭列
Main Foundings
弥生土器
Remark 杭列は前期末に、自然流路は中期後半に比定しうる。
Site Type
その他
Main Age
奈良
Main Features
自然流路
Main Foundings
須恵器
土師器
Remark
Abstract [長野尾登遺跡第4地点 要約]
遺跡は、長野の細長い谷平野の最奥部に所在している。調査区は長野尾登遺跡の北端に位置し、丘陵の裾部から沖積地に立地しており、標高約14mを測る。中世の遺物包含層の下から、6条の自然流路が確認された。流路は蛇行しながら南西から北東へ流れて長野川へ注いでいる。1号流路は奈良時代の時期で、南西から北東に向かって大きく蛇行しながら流れている。2号、3号流路は弥生時代中期後半の時期で、蛇行しながら2号流路は南西から北北東へ、3号流路は南から北へ流れている。4号流路は弥生時代前期末の時期で、南南西から北北東に直線的に流れており、右岸の崩落したと所を丸杭と蜜柑割した板杭で補修していた。自然流路の一部に手を加えており、生活に利用していたことが窺える。5号、6号流路は縄文時代後期初頭から前半の時期が考えられる。5号流路は南東から北西方向へ流れ、6号流路は南西から北東へ蛇行しながら流れている。5号流路の床面近くから縄文土器が纏まって出土しており、注目される。

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