奈良文化財研究所 ホーム
Search
List
Others
おすすめ
report count (with pdf)
41485 reports
( Participation 759 Orgs )
report count
132562 reports
( compared to the privious fiscal year + 1888 reports )
( Participation 1918 Orgs )
site summary count
147727 reports
( compared to the privious fiscal year + 2285 reports )
Article Collected
120638 reports
( compared to the privious fiscal year + 1645 reports )
video count
1314 reports
( compared to the privious fiscal year + 130 reports )
( Participation 118 Orgs )
Event Collected
1263 reports
( compared to the privious fiscal year + 214 reports )
※過去開催分含む
Prefecture List > 広島県 > (公財)広島県教育事業団 > 狐川1号遺跡・福原2号遺跡・福原3号遺跡

狐川1号遺跡・福原2号遺跡・福原3号遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/28028
For Citation 公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2017 『公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書76:狐川1号遺跡・福原2号遺跡・福原3号遺跡』公益財団法人広島県教育事業団
公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2017 『狐川1号遺跡・福原2号遺跡・福原3号遺跡』公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書76
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=勉三|last=唐口|first2=昭人|last2=渡邊|first3=|last3=パレオ・ラボAMS年代測定グループ|title=狐川1号遺跡・福原2号遺跡・福原3号遺跡|origdate=2017-02-28|date=2017-02-28|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/28028|location=広島県広島市西区観音新町4丁目8番49号|ncid=BB23206607|ncid=AA12457133|series=公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書|volume=76}} 閉じる
File
Title 狐川1号遺跡・福原2号遺跡・福原3号遺跡
Participation-organizations (公財)広島県教育事業団 - 広島県
Alternative きつねがわいちごういせき・ふくはらにごういせき・ふくはらさんごういせき
Subtitle 都市計画道路吉行飯田線街路改良事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume
Series 公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書
Series Number 76
Author
Editorial Organization
公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室
Publisher
公益財団法人広島県教育事業団
Publish Date 20170228
Publisher ID
ZIP CODE 733-0036
TEL 082-295-5751
Aaddress 広島県広島市西区観音新町4丁目8番49号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 福原2号遺跡
Site Name Transcription ふくはら2ごういせき
Order in book
Address 広島県東広島市西条町寺家
Address Transcription ひろしまけんひがしひろしましさいじょうちょうじけ
City Code 34212
Site Number 986
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 342616
East Longitude (WGS) 1324334
Dd X Y 34.437777 132.726111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20130415-20131108
Research Space
3,600
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
土坑(埋甕土坑13,埋桶土坑7,井戸跡2,その他12)
掘立柱建物跡2
性格不明遺構12(石積み遺構を含む)
溝状遺構26
Main Foundings
柱材
弥生土器
須恵器
土師器
土師質土器
陶磁器
円面硯
五輪塔
石製指輪
砥石
鉄釘
刀子
毛抜き
古銭
Remark 陶硯(円面硯・転用硯)が出土
Site Name 狐川1号遺跡
Site Name Transcription きつねがわ1ごういせき
Order in book
Address 広島県東広島市西条町寺家
Address Transcription ひろしまけんひがしひろしましさいじょうちょうじけ
City Code 34212
Site Number 988
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 342627
East Longitude (WGS) 1324322
Dd X Y 34.440833 132.722777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20131007-20140110
Research Space
1,400
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
性格不明遺構7
掘立柱建物跡7
竪穴住居跡1
土坑8
溝状遺構9
Main Foundings
古銭
須恵器
土師器
土師質土器
陶磁器
円面硯
砥石
鉄釘
Remark 陶硯(円面硯・転用硯)が出土
Site Name 福原3号遺跡
Site Name Transcription ふくはら3ごういせき
Order in book
Address 広島県東広島市西条町寺家
Address Transcription ひろしまけんひがしひろしましさいじょうちょうじけ
City Code 34212
Site Number 987
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 342618
East Longitude (WGS) 1324331
Dd X Y 34.438333 132.725277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20130415-20130705
Research Space
1,200
Research Causes 記録保存調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
弥生
古墳
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
性格不明遺構2
掘立柱建物跡1
土坑9
溝状遺構4
Main Foundings
刀形木製品
弥生土器
須恵器
土師器
土師質土器
瓦器
分銅形土製品
石鏃
石斧
Remark SD4の底面から刀形木製品が出土
Abstract [福原2号遺跡 要約]
 福原2号遺跡は北東から南西方向に樹枝状に延びる低い丘陵尾根の先端付近に位置する弥生時代〜近世の集落跡である。調査区は北西向きの緩斜面に立地する。  弥生時代から古代は,掘立柱建物跡が古墳時代の可能性があるが,明確な遺構は不明である。古代の遺物では,8世紀中葉から9世紀初頭頃のものと推定される,円面硯や転用硯があり,識字層が本遺跡周辺に存在したことは確かであろう。14世紀後葉から16世紀前半を中心とする,中世の遺構は調査区中段の北西端で確認された。近世の遺構は,調査区のほぼ全域に広がる。SX10周辺に居住空間(住居)があったものと推定され,活動のピークは18世紀前半と思われる。SX10整地後の18世紀中頃以降は主に耕作地として利用され,肥料を多く使用する蔬菜が栽培されたものと推定される。本遺跡から直線距離で約1.5kmに所在する四日市宿の町の発展に対応し,蔬菜栽培が行なわれた可能性が考えられよう。  今回の調査では,近世の農村を考える上で良好な資料を得ることができた。また,古代の円面硯と転用硯の出土により,本遺跡周辺に官衙関連施設の存在が想定される。 
[狐川1号遺跡 要約]
 狐川1号遺跡は北東から南西方向に延びる丘陵尾根の先端近くに位置する古代〜近世の集落跡である。調査区は尾根の頂部から南東向き斜面に立地する。  遺構は古代・中世・近世の各時期にみられる。古代には掘立柱建物が主体となる小規模な集落が営まれていた。建物の多くは作業場あるいは倉庫であった可能性がある。8世紀前葉〜中葉頃を中心とする遺物が多く出土した。また,大型の円面硯や転用硯が出土しており,調査区周辺に文書を作成する施設の存在が想定され,地方官衙と関係する集落であった可能性が考えられる。中近世の遺構は溝状遺構・土坑などがあるが,集落の内容等は不明確である。  西条盆地周辺での古代の遺跡の調査としては,安芸国分寺跡に関係する調査が行われてきたが,本遺跡周辺の調査例は少ない。今回の調査では円面硯や転用硯など官衙関連施設の存在を示唆する資料が出土し,寺家地区における古代の状況を探るうえで良好な資料を得ることができた。 
[福原3号遺跡 要約]
 福原3号遺跡は龍王山(標高575m)の南山麓に位置する弥生時代〜近世の集落跡である。調査区は龍王山から派生した低丘陵の先端付近に立地する。なお,福原2号遺跡とは谷を挟んで対峙する位置にある。  弥生時代から近世まで断続しながらも人の営みが継続されたことが判明した。特に,弥生時代中期後葉から後期前葉にかけてはかなり規模の大きい集落が営まれたと想定される。横田1号遺跡,青谷1号遺跡は弥生時代後期の拠点的集落と考えられ,いずれも西条盆地を望む,龍王山南山麓に位置する。本遺跡は,龍王山南山麓の開発・発展が著しい弥生時代後期の前段階にあたり,龍王山山麓の土地利用の変遷を考える上で重要な資料である。また,古墳時代(6世紀末から7世紀初頭頃)においては,SD4周辺で水辺の祭祀が営まれたと推測される。刀形木製品の出土は,古墳時代の水辺の祭祀を考える上で好資料を提供したといえる。  

Related Cultual Data

このエントリーをはてなブックマークに追加
Page view : 391
File download : 0

All Events

外部出力