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薩摩遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/86581
For Citation 奈良県立橿原考古学研究所 2020 『奈良県立橿原考古学研究所調査報告126:薩摩遺跡』奈良県立橿原考古学研究所
奈良県立橿原考古学研究所 2020 『薩摩遺跡』奈良県立橿原考古学研究所調査報告126
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File
Title 薩摩遺跡
Participation-organizations 奈良県教育委員会 - 奈良県
Alternative さつまいせき
Subtitle 高取バイパス建設に伴う調査報告書 ; 7
Volume 3
Series 奈良県立橿原考古学研究所調査報告
Series Number 126
Author
Editorial Organization
奈良県立橿原考古学研究所
Publisher
奈良県立橿原考古学研究所
Publish Date 20200301
Publisher ID 290009
ZIP CODE 6340065
TEL 0744241101
Aaddress 奈良県橿原市畝傍町1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 薩摩遺跡
Site Name Transcription さつまいせき
Order in book
Address 奈良県高市郡薩摩・田井ノ庄・松山
Address Transcription ならけんたかいちぐんたかとりちょうさつま・たいのしょう・まつやま
City Code 29401
Site Number 17A-823
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 342638
East Longitude (WGS) 1354700
Dd X Y 34.443888 135.783333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20080519-20090109
20090518-20100305
Research Space
3100
4500
Research Causes 国道169号高取バイパス建設
OverView
Site Type
城館
その他の生産遺跡
Main Age
古代(細分不明)
中世(細分不明)
Main Features
土坑
柱穴
掘割
平場
Main Foundings
土師器
鉛釉陶器
和同開珎
隆平永寶
承和昌寶
木簡
鉄滓
鞴羽口
瓦器
Remark 池の堤は事業地の地下に保存
Abstract 発掘調査の結果、主として古代に造営された池(溜池)や鍛冶関連の遺構群、中世に形成された城館関係の遺構などが検出された。
池は、農業水利のための水源で、8世紀末〜9世紀初頭に造営されたあと、数度の修築を経て13世紀頃まで存続する。谷を塞ぐように堤を築き、その上流側へ水を貯留する。堤には樋が埋設され、堤の下流側には放水路がのびる。遺跡をとりまく諸条件を勘案すると、薩摩遺跡の西方に広がる緩斜面へ送水するものと想定できる。波多里長が何らかの形で池の造営に関わったことを示す木簡が出土した。
鍛冶関連の遺構群は、7世紀末から8世紀にかけて存続した鍛冶工房にかかわる土坑・柱穴である。これと同時期の炉跡などを既往の調査でも確認している。出土遺物の分析の結果も踏まえ、当該期における精錬〜鍛錬鍛冶・鉄器製作の様相を把握することができた。
城館関係の遺構は、13世紀前半に形成された掘割・平場などである。丘陵の尾根筋を分断して掘割を設けたり、斜面に平場を作り出したりする様相を確認した。これらの遺構に隣接して、調査地外にも平坦面や掘割などが存在しており、以上の全体が一体の城館であると考えられる。

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