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田井中遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65636
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65636
For Citation 公益財団法人大阪府文化財センター 2014 『公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書249:田井中遺跡』公益財団法人大阪府文化財センター
公益財団法人大阪府文化財センター 2014 『田井中遺跡』公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書249
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=智博|last=井上|title=田井中遺跡|origdate=2014-10-24|date=2014-10-24|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/65636|location=大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号|ncid=BB18498718|doi=10.24484/sitereports.65636|series=公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書|volume=249}} 閉じる
File
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
Title 田井中遺跡
Participation-organizations 大阪府文化財センター - 大阪府
Store Page https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative たいなか いせき
Subtitle 陸上自衛隊八尾駐屯地格納庫建替に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume 3
Series 公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書
Series Number 249
Author
Editorial Organization
公益財団法人大阪府文化財センター
Publisher
公益財団法人大阪府文化財センター
Publish Date 20141024
Publisher ID
ZIP CODE 5900105
TEL 0722998791
Aaddress 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 田井中遺跡
Site Name Transcription たいなかいせき
Order in book
Address 大阪府八尾市空港1-81
Address Transcription おおさかふやおしくうこう
City Code 27212
Site Number 69
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 343600
East Longitude (WGS) 1353617
Dd X Y 34.6 135.604722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20130109-20130930
Research Space
1966
Research Causes 陸上自衛隊八尾駐屯地格納庫建て替え
OverView
Site Type
集落
田畑
Main Age
弥生
古墳
奈良
中世(細分不明)
Main Features
島畠
畦畔
土坑
杭列
高まり(擬似畦畔?)
置石
Main Foundings
瓦器
土師器
須恵器
鉄製品
銭貨
弥生土器
縄文土器
石器
Remark ・13世紀~14世紀前葉における洪水の頻発化と、それに伴う島畠の発達過程
・坪境部分の高まり・置石から条里型地割が奈良時代に存在したと推定
・弥生時代前期後葉~中期前葉の溝群、中期・後期(~庄内式期?)水田を検出 
Abstract  今回の調査地は田井中遺跡の東部に位置しており、弥生時代前期から中世までの土地利用変遷が明らかになったほか、隣接する志紀遺跡との関係を理解するうえで重要なデータが得られた。
 縄文時代晩期の河川活動に伴って形成された起伏や、それをもとに弥生時代前期に形成された落ち込みの痕跡が古墳時代前期頃まで残存していた。落ち込みの痕跡部分からは、弥生時代中期と後期(~庄内式期?)の水田、落ち込みの周囲からは弥生時代前期後葉~中期前葉の溝群、中期前葉の土坑などが検出され、こうした地形が土地利用に影響を与えたことが判明した。
 古墳時代の遺構としては、前期~中期前葉と推定される杭列、中期の土坑、後期の溝などを検出した。
 奈良時代の層準からは、擬似畦畔の可能性のある高まりや置石が検出され、奈良時代には条里型地割が出現していた可能性が高くなった。これは志紀遺跡の調査成果と整合する。
 13世紀~14世紀前葉には洪水が頻繁に起こり、その堆積物を利用して島畠が発達した。また、島畠の間は当初、主に水田として利用されていたと思われるが、最終的には畠として利用されるようになったことが明らかになった。

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