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佐保栗栖山砦跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/30354
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.30354
For Citation 財団法人大阪府文化財調査研究センター 2000 『財団法人大阪府文化財調査研究センター調査報告書56:佐保栗栖山砦跡』財団法人大阪府文化財調査研究センター
財団法人大阪府文化財調査研究センター 2000 『佐保栗栖山砦跡』財団法人大阪府文化財調査研究センター調査報告書56
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=芳三|last=市本|first2=哲也|last2=瀬戸|first3=正和|last3=福島|first4=美佐子|last4=森屋|title=佐保栗栖山砦跡|origdate=2000-11-29|date=2000-11-29|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/30354|location=大阪府堺市南区竹城台3丁21番|ncid=BA51049044|doi=10.24484/sitereports.30354|series=財団法人大阪府文化財調査研究センター調査報告書|volume=56}} 閉じる
File
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Title 佐保栗栖山砦跡
Participation-organizations 大阪府文化財センター - 大阪府
Store Page https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative さほくるすやまとりであと
Subtitle 国際文化公園都市特定土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume
Series 財団法人大阪府文化財調査研究センター調査報告書
Series Number 56
Author
Editorial Organization
財団法人大阪府文化財調査研究センター
Publisher
財団法人大阪府文化財調査研究センター
Publish Date 20001129
Publisher ID
ZIP CODE 5360016
TEL 0722998791
Aaddress 大阪府堺市南区竹城台3丁21番
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 佐保来栖山砦跡
Site Name Transcription さほくるすやまとりであと
Order in book
Address 大阪府茨木市佐保字クルス
Address Transcription おおさかふいばらきしさほあざくるす
City Code 27211
Site Number 100
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 345159
East Longitude (WGS) 1353226
Dd X Y 34.866388 135.540555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19971104-19990415
Research Space
12392
Research Causes 国際文化公園都市特定土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
OverView
Site Type
城館
Main Age
室町
Main Features
曲輪
通路
出入口
竪堀
土塁
礎石建物
掘立柱建物
石積
土坑
Main Foundings
土師器皿
備前甕
丹波壷
美濃瀬戸皿
水滴
貿易陶磁器
鉄釘
Remark 16世紀の山城。全域を調査し、全体構造、盛土・切土の状況が把握された。
Site Type
Main Age
平安
Main Features
焼土坑
Main Foundings
Remark 10世紀の炭窯と焼土坑。
Abstract 佐保栗栖山砦跡は「砦」と呼称するよちも「山城」というべき規模を有することが明らかになった。全面発掘調査により、曲輪同士の連絡機能が明確となり、貴重な調査例となった。砦跡は自然の要害性の高い地形を選んで築いており、通路は丹波と大坂を結ぶ重要な街道である清阪街道に接続する。曲輪では掘立柱建物、土壁を有する礎石建物が検出された。注目すべき調査成果として、切土・盛土造成という築城の重要な工程のひとつである普請(土木工事)について、その労力を確認できたことがあげられる。出土遺物では、供膳具の土師器皿が多様に出土し、調理具、貯蔵具も出土したことから、砦内である程度の生活がいとなまれていることが確認でき、出土遺物の差異から、曲輪の機能分担が類推できた。砦の存続期間は、15世紀末から16世紀中葉までと考えられる。築城主体は、在地集落在住者である小領主が築いた城としては規模の大きさや構造面から考えにくく、もう少し強力な権力が介在したと考えられる。また、在地支配の拠点というよりも、何らかの軍事緊張の伴って築城されたことが推定される。

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