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Prefecture List > 三重県 > 三重県立斎宮歴史博物館 > 斎宮跡発掘調査報告Ⅳ

斎宮跡発掘調査報告Ⅳ

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139876
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.139876
For Citation 斎宮歴史博物館 2024 『斎宮跡発掘調査報告Ⅳ』斎宮歴史博物館
斎宮歴史博物館 2024 『斎宮跡発掘調査報告Ⅳ』
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File
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Title 斎宮跡発掘調査報告Ⅳ
Participation-organizations 三重県立斎宮歴史博物館 - 三重県
Store Page http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/saiku/50447036237.htm
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative さいくうあとはっくつちょうさほうこく よん
Subtitle 西加座南区画の調査 遺構編
Volume
Series
Series Number
Author
Editorial Organization
斎宮歴史博物館
Publisher
斎宮歴史博物館
Publish Date 20240325
Publisher ID 24442
ZIP CODE 5150325
TEL 0596523800
Aaddress 三重県多気郡明和町竹川503
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 斎宮跡
Site Name Transcription さいくうあと
Order in book
Address 多気郡明和町斎宮・竹川
Address Transcription たきぐんめいわちょうさいくう たけがわ
City Code 24442
Site Number 210
North Latitude (JGD) 343155
East Longitude (JGD) 1363616
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 34.5352 136.6016
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19750702-20090911
Research Space
9730
Research Causes 学術調査ほか
OverView
Site Type
官衙
Main Age
奈良
平安
Main Features
掘立柱建物
土坑
井戸
竪穴建物
道路跡
Main Foundings
土師器
須恵器
緑釉陶器
灰釉陶器
貿易陶磁
製塩土器
金属製品
Remark 奈良時代末~平安時代の方格街区の西風見並区画の検出遺構の総括
Abstract ・奈良時代末期~平安時代初期にかけて史跡斎宮跡の東部に造営された方格街区の西加座南区画の遺構を再整理し総括した。
・区画内の建物の変遷の在り様から、斎宮の度会郡移転期を含め、A~F期の7期の画期を整理した。
・A期には区画南西部にSA5840(東西14間×南北12間)による方形区画が造られ、その内部にA期の中でも3段階の建物変遷がある。方形区画に南接するSE5850もこのころまで遡ると考えられ、祭祀的な遺物と相まって斎宮の祭祀的な施設であると考えられる。
・A期の区画東半には、5間×2間の東西棟が8棟並立する建物配置が見られる。
・斎宮が度会郡へ移転している9世紀前葉には建物遺構がみられなくなり、区画道路上に大型の土坑が掘削されるようになる。
・9世紀中葉のB期には、西加座南区画全体で5間×2間の東西棟が10棟程度並列する状況となる。
・9世紀後半のC期には、区画南西部を中心にこれまでと大きく建物の棟方向をたがえる建物群が出現し、これは西隣の柳原区画と一体の建物配置となり、寮庁の機能の一部を移している可能性がある。
・10世紀から11世紀の初頭ころにあたるD・E期には建物が減少し、区画内の中心的な建物も明確でなくなり、特にE期には区画の北西部には建物が皆無になる。
・11世紀代に入るF期には区画南東部に建物が集中し、土器類を大量に投棄する井戸もみられる。これ以降、西加座南区画では建物もその他の遺構も見られなくなり、牛葉東区画や柳原区画・下園東区画などに比べて早く廃絶していく。

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