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ミカノセ遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21636
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21636
For Citation 静岡県埋蔵文化財センター 2015 『静岡県埋蔵文化財センター調査報告46:ミカノセ遺跡』静岡県埋蔵文化財センター
静岡県埋蔵文化財センター 2015 『ミカノセ遺跡』静岡県埋蔵文化財センター調査報告46
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File
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Title ミカノセ遺跡
Participation-organizations 静岡県埋蔵文化財センター - 静岡県
Alternative みかのせいせき
Subtitle 平成23-26年度山梨静岡交流圏域活性化事業(河川)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
Volume
Series 静岡県埋蔵文化財センター調査報告
Series Number 46
Author
Editorial Organization
静岡県埋蔵文化財センター
Publisher
静岡県埋蔵文化財センター
Publish Date 20150130
Publisher ID 22000
ZIP CODE 4228002
TEL 0542624261
Aaddress 静岡県静岡市駿河区谷田23番20号
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name ミカノセ遺跡
Site Name Transcription みかのせいせき
Order in book
Address 静岡県賀茂郡南伊豆町湊字埋田
Address Transcription しずおかけんかもぐんみなみいずちょうみなとあざうめだ
City Code 22304
Site Number
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Research Period
20111215-20120224
20121108-20121218
Research Space
345
Research Causes 河川改修工事
OverView
Site Type
その他
Main Age
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
Main Features
流路
護岸遺構
杭列
Main Foundings
土器(縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
灰釉陶器
陶磁器)
土製品
石器(石核
剥片)
木製品(刳物
調度
梯子
梁または桁
壁材
垂木
板材
杭)
Remark 種別:河川

北緯(世界測地系)34度38分55秒
東経(世界測地系)138度52分60秒
Abstract  ミカノセ遺跡は二級河川青野川の支流である鯉名川左岸の泥質地盤上に立地する。調査区内からは鯉名川の旧河川が検出され、河川の左岸には護岸遺構が確認された。護岸遺構は河川の壁に沿って造られた木組みの遺構である。河川の壁に横木を置き、横木の前に杭を隙間なく並べて打つことを数回繰り返して構築している。この遺構を構築している木材は、自然木の他に柱、梁または桁、壁材、垂木などの建築材を転用したものも含まれている。これらの建築材は加工方法と、自然科学的年代測定の結果などから、弥生時代後期以降のものであることが推定され、遺構が構築された時期はそれ以降であると言える。
河川及び包含層中から出土した土器は、縄文時代晩期後半、弥生時代中期中葉~8世紀中葉、9世紀~10世紀と中世のものが見られる。近接する日詰遺跡、日野遺跡の5世紀中葉~7世紀前半の祭祀遺構で出土している手づくね土器、平安時代の製鉄遺構で出土している灰釉陶器が本遺跡でも出土しており、両遺跡との関連性の高さが窺える。

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