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Prefecture List > 富山県 > 富山市 > 富山城跡・富山城下町遺跡主要部発掘調査報告書

富山城跡・富山城下町遺跡主要部発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/18995
DOI 2D code
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.18995
For Citation 株式会社アーキジオ 2015 『富山市埋蔵文化財調査報告79:富山城跡・富山城下町遺跡主要部発掘調査報告書』富山市教育委員会埋蔵文化財センター
株式会社アーキジオ 2015 『富山城跡・富山城下町遺跡主要部発掘調査報告書』富山市埋蔵文化財調査報告79
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File
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Title 富山城跡・富山城下町遺跡主要部発掘調査報告書
Participation-organizations 富山市 - 富山県
Alternative とやまじょうあと・とやまじょうかまちいせきしゅようぶはっくつちょうさほうこくしょ
Subtitle 総曲輪西地区第一種市街地再開発事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
Volume
Series 富山市埋蔵文化財調査報告
Series Number 79
Author
Editorial Organization
株式会社アーキジオ
Publisher
富山市教育委員会埋蔵文化財センター
Publish Date 20151228
Publisher ID 16201
ZIP CODE 9300091
TEL 0764424246
Aaddress 富山県富山市愛宕町1-2-24
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Japanease Title 井戸枠用結桶の竹箍について
English Title
Author
松永 篤知
Pages 189 - 190
NAID
Prefecture Toyama Prefecture
Age
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) その他
学問種別 考古学
テーマ
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Abstract
Site
Site Name 富山城跡
Site Name Transcription とやまじょうあと
Order in book
Address 富山県富山市総曲輪三丁目・一番町
Address Transcription とやまけんとやましそうがわさんちょうめ・いちばんまち
City Code 16201
Site Number 2010442,2011048
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 364123
East Longitude (WGS) 1371242
Dd X Y 36.689722 137.211666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20141117-20150130
Research Space
3960
Research Causes 総曲輪西地区第一種市街地再開発
OverView
Site Type
城館
Main Age
近世(細分不明)
Main Features
外堀
土塁
Main Foundings
肥前系陶磁器
在地系陶器
越中瀬戸
木製品(漆器椀+しゃもじ)
Remark 富山城外堀と土塁、武家屋敷、町屋敷を検出した
Site Name 富山城下町遺跡主要部
Site Name Transcription とやまじょうかまちいせき
Order in book
Address 富山県富山市総曲輪三丁目一番町
Address Transcription とやまけんとやましそうがわさんちょうめいちばんまち
City Code 16201
Site Number 2010442,2011048
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 364123
East Longitude (WGS) 1371242
Dd X Y 36.689722 137.211666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20141117-20150130
Research Space
3960
Research Causes 総曲輪西地区第一種市街地再開発
OverView
Site Type
集落
Main Age
近世(細分不明)
Main Features
背割下水
井戸
土坑
Main Foundings
肥前系陶磁器
瀬戸
美濃系陶磁器
信楽系陶器
越中瀬戸
越前
珠洲
土師質土器
瓦質土器
輸入陶磁器
石製品(硯 砥石)
土製品(土人形 箱庭道具)
金属製品(煙管 簪 火箸)
銭貨(寛永通宝)
漆器(椀 杓子 下駄)
木製品(下駄 曲者 箸 上水継ぎ手 加工板 井戸側板 栓 箆)
瓦(丸瓦)
Remark 種別:城下町

富山城外堀と土塁、武家屋敷、町屋敷を検出した
Abstract 本調査区は、富山城南側の北陸街道沿いの城下町主要部と、その北側富山城跡の外堀に位置する。
富山城跡では、外堀を確認し、外堀の北側上端には古絵図のとおり土塁を構築していることを確認した。
城下町では17世紀代、18世紀代、19世紀代の遺構を確認し主体は18世紀中葉前後である。過年度の調査地区(報告70)と隣接し、武家屋敷地と町屋敷地を分ける石組みの背割下水の続きを良好な形で検出した。
その北側に広がる武家屋敷地は、古絵図から富山藩主席家老蟹江家の屋敷地にあたる。攪乱で大きく削平され、屋敷の建物跡なとは確認できなかったが、井戸や地下室的な大型土坑、廃棄土坑(ゴミ穴)などを検出し、多種多彩な遺物が出土した。特に中国景徳鎮産の青花や銀や黄漆による多彩な蒔絵を施した漆器椀なと当時の生活レベルを伺える好資料が出士した。
町屋敷側も建物などの痕跡は確認できなかったが、武家屋敷地同様、井戸や大型土坑、廃棄土坑(ゴミ穴)などを検出した。これらゴミ穴からは多くの遺物が出土した。その出土傾向にはSX255を境に西側は実生活で使用したものを廃棄し、東側は漆器製作で出た不要品を廃棄した2パターンがあることが分かった。
西側からは、一般的な陶磁器片に混じり、金彩を施した『かんざし』や銀彩による蒔絵を行っている漆器椀などが出土し、武家屋敷地より生活水準は高かった可能性が考えられる。
東側の漆器製作で出たゴミには、漆塗で使われていた刷毛、内外面朱漆で塗られた椀、朱漆と黒漆に塗り分けれた椀や下駄などが出土した。このことから、この区画周辺で漆塗に関わる工程が行われていた可能性が考えられ、町屋敷での職種を特定できる資料の1つとなった。

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