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徳万頼成遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/16476
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.16476
For Citation 公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所 2016 『富山県文化振興財団埋蔵文化財発掘調査報告69:徳万頼成遺跡発掘調査報告』公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所
公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所 2016 『徳万頼成遺跡発掘調査報告』富山県文化振興財団埋蔵文化財発掘調査報告69
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File
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Title 徳万頼成遺跡発掘調査報告
Participation-organizations (公財)富山県文化振興財団埋蔵文化財調査課 - 富山県
Alternative とくまんらんじょういせきはっくつちょうさほうこく
Subtitle 国道359号砺波東バイパス建設に伴う埋蔵文化財発掘報告
Volume 1
Series 富山県文化振興財団埋蔵文化財発掘調査報告
Series Number 69
Author
Editorial Organization
公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所
Publisher
公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所
Publish Date 20160311
Publisher ID
ZIP CODE 9300887
TEL 0764424229
Aaddress 富山県富山市五福4384-1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 徳万頼成遺跡
Site Name Transcription とくまんらんじょういせき
Order in book
Address 富山県砺波市頼成
Address Transcription とやまけんとなみしらんじょう
City Code 16208
Site Number 208123
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 363810
East Longitude (WGS) 1370059
Dd X Y 36.636111 137.016388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20140630-20141024
Research Space
2510
Research Causes 国道359号砺波東バイパス建設に伴う事前調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
古代(細分不明)
中世(細分不明)
縄文
Main Features
縄文中期前葉後半~中葉前半-竪穴建物
自然流路
土器集中地点
Main Foundings
縄文中期前葉後半~中葉前半-縄文土器
土偶
石製品
Remark 縄文中期前葉後半~中葉前半-平野部で竪穴建物を検出した
時代 : 縄文中期前葉後半から中葉前半
Site Type
田畑
その他の生産遺跡
Main Age
Main Features
古代-畦畔
焼壁土坑
焼土地点
Main Foundings
古代-須恵器
土師器
石製品
Remark 古代-8世紀後半~9世紀前半の水田を検出した
Site Type
集落
Main Age
Main Features
中世-掘立柱建物
柱穴
土坑
Main Foundings
中世-中世土師器
珠洲
中国製青磁
中国製白磁
木製品
石製品
Remark 中世-中世前半期の掘立柱建物を検出した
Abstract 縄文時代の砺波平野ではこれまで低地での竪穴建物の検出例はなく,丘陵部が中心であった。竪穴建物を検出した今回の調査で,少なくとも縄文時代中期から平野部にも居住域を設けていたことが明らかとなった。また,竪穴建物廃絶後の土器廃棄場から出土した土偶は他に類例が少なく,貴重な資料となった。古代では奈良時代から平安時代に所在した東大寺領荘園井山村の推定地となっており,今回の調査で見つかった水田はこの一部と考えられる。水田が作られる前では焼壁土坑が見つかっており,簡易な炭焼きを行っていたと考えられる。中世では東大寺領荘園の衰退を受けて成立した徳大寺家領般若野荘の推定地となっている。平成19年度に砺波市教育委員会が行った発掘調査と同様に掘立柱建物が見つかっており,同様な構造を持った建物が点在して,現在にもみられるような散村的な景観であったことが想定される。

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