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Prefecture List > 神奈川県 > 神奈川県教育委員会 > 三ノ宮・上竹ノ内遺跡第2次調査

三ノ宮・上竹ノ内遺跡第2次調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/71969
For Citation 大成エンジニアリング 2018 『神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書 64:三ノ宮・上竹ノ内遺跡第2次調査』大成エンジニアリング
大成エンジニアリング 2018 『三ノ宮・上竹ノ内遺跡第2次調査』神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書 64
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File
Title 三ノ宮・上竹ノ内遺跡第2次調査
Participation-organizations 神奈川県教育委員会 - 神奈川県
Alternative さんのみや かみたけのうち いせき だい2じ ちょうさ
Subtitle 県道611号(大山板戸)道路改良事業に伴う発掘調査
Volume
Series 神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書
Series Number 64
Author
Editorial Organization
大成エンジニアリング
Publisher
大成エンジニアリング
Publish Date 20180619
Publisher ID
ZIP CODE 1620045
TEL 0352853155
Aaddress 東京都新宿区馬場下町1番地1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 三ノ宮・上竹ノ内遺跡
Site Name Transcription さんのみや・かみたけのうちいせき
Order in book
Address
Address Transcription
City Code 14214
Site Number 伊勢原市№166
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 352441
East Longitude (WGS) 1391702
Dd X Y 35.411388 139.283888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20170303-20171108
Research Space
437
Research Causes 県道611号(大山板戸)道路改良工事
OverView
Site Type
社寺
散布地
Main Age
縄文
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
畝状遺構群-1(近世)
耕作痕群-1(近世)
土坑-2(近世)
溝状遺構-1(近世)
ピット-1(近世)
掘立柱建物跡-2(中世)
石垣-2(中世)
墓坑-7(中世)
段切り遺構-1(中世)
土坑-33(中世)
溝状遺構-15(中世)
ピット-18(中世)
Main Foundings
磁器(近世)
陶器(近世)
炻器(近世)
土器(近世)
瓦(近世)
金属製品(近世)
石製品(近世)
舶載磁器(中世)
陶器(中世)
炻器(中世)
土器(中世)
瓦(中世)
金属製品(中世)
石製品(中世)
木製品(中世)
土師器(平安~縄文)
須恵器(平安~縄文)
石製品(平安~縄文)
土器(平安~縄文)
剥片(平安~縄文)
Remark (山林図)にみられる畑地の痕跡の発見。中世浄業寺に関連すると思われる掘立柱建物跡・墓壙・石垣・段切り状遺構の発見。中世瓦・秤に使用された塔形分銅の出土。
Abstract 今回の調査範囲では、近世において泉龍寺跡、中世において浄業寺跡の比定地である。両寺院は、鈴川右岸の川岸段丘面から低地に跨って立地していた。調査の結果、泉龍寺跡(近世)と浄業寺跡(中世)に関係する遺構が検出された。泉龍寺跡の痕跡としては、畝状遺構群・耕作痕群が挙げられ、「三之宮村浄業寺・泉龍寺境内山林図」には「畑」の記載があることから、本調査で畑地の存在を裏付けることが出来た。中世浄業寺痕の痕跡としては、掘立柱建物跡、墓壙、石垣、段切り遺構など、大規模な土地改変と遺に広がっていることである。平成26、27年度調査では石垣の一部が確認されており、本調査でも石垣構形成が行われていることが判った。特筆すべきは、掘立柱建物跡構築以前に作られた石垣が調査区内の延長が想定されていたが、前回調査より延長する石垣は調査区山裾沿いに伸び、上段とは別に東側にも石垣が伸びていることが判明した。石垣の積み方は野面済みで、後世の崖崩れなどの自然災害の痕跡(流入土)が石垣上部に蓄積し、原形を留めていない箇所もみられた。出土遺物は、近世では陶磁器類、中世では舶載磁器・瓦・茶臼・六道銭など寺院に関連する遺物のほか、中世の商人が使用していた秤皿の塔形分銅が出土した。中世~近世にかけての統治の在り方を考える上で貴重な情報を得ることができたと言える。

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