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Prefecture List > 神奈川県 > (公財)かながわ考古学財団 > 上行寺裏遺跡(六浦二丁目5番地やぐら群)

上行寺裏遺跡(六浦二丁目5番地やぐら群)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24607
For Citation かながわ考古学財団 2007 『かながわ考古学財団調査報告225:上行寺裏遺跡(六浦二丁目5番地やぐら群)』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2007 『上行寺裏遺跡(六浦二丁目5番地やぐら群)』かながわ考古学財団調査報告225
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File
Title 上行寺裏遺跡(六浦二丁目5番地やぐら群)
Participation-organizations (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
Alternative じょうぎょうじ うら いせき むつうら にちょうめ 5ばんち やぐらぐん
Subtitle 平成18・19年度六浦二丁目南地区急傾斜地崩壊対策工事に伴う発掘調査
Volume 1
Series かながわ考古学財団調査報告
Series Number 225
Author
Editorial Organization
かながわ考古学財団
Publisher
かながわ考古学財団
Publish Date 20070314
Publisher ID
ZIP CODE 232-0033
TEL 045-252-8689
Aaddress 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
情報源上の表示がないため、巻次は推定により補記
Articles
Site
Site Name 上行寺裏遺跡(六浦二丁目5番地やぐら群)
Site Name Transcription じょうぎょうじうらいせき
Order in book
Address 神奈川県横浜市金沢区六浦町3848-1他
Address Transcription かながわけんよこはましかなざわくむつうらちょう3848-1ほか
City Code 14108
Site Number 40
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 351942.31
East Longitude (WGS) 1393657.74
Dd X Y 35.328419 139.616038
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20060721-20060919
20070502-20070626
Research Space
79.6
67.9
Research Causes 平成18・19年度六浦二丁目南地区急傾斜地崩壊対策工事
OverView
Site Type
Main Age
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
やぐら11
横穴状遺構1
地下式坑2
横井戸1
地下室1
石塔群
Main Foundings
かわらけ
石塔部材
陶磁器
鞴羽口
人骨
Remark やぐら床面に開口部を持つ地下式坑2基。横井戸から近世陶磁器と共に、鞴羽口5本が出土。内4本は完形品。

遺跡名かな:じょうぎょうじうらいせきむつうらにちょうめ5ばんちやぐらぐん
Abstract [上行寺裏遺跡(六浦二丁目5番地やぐら群) 要約]
遺跡は上行寺の西側に位置する。旧平潟湾の西側最奥部付近に面し、南側前面には金沢から朝比奈を抜けて鎌倉へ通ずる六浦道が東西に通る。検出されたやぐら11基は、多くが後世に防空壕・物置等として利用されていたため、改変または片づけされており、やぐら内部からの出土遺物に乏しかった。遺構では、10・11号やぐらの床面から、1・2号地下式坑が検出され、4号やぐら床面からは、近世以降の所産と考えられる階段式の入口を持つ地下室が検出された。遺物は、10号やぐら前面の切石採掘跡と見られる落ち込みの覆土から、15〜16世紀のかわらけと、近世の陶磁器類とが混在して出土しており、これらと共に、人骨が散在する状況で出土している。また、1号横井戸からは、18世紀後半〜19世紀前半頃の陶磁器類とともに鞴羽口が5本出土している。尾根上の「伝小山若犬丸二児の墓」石塔群の移設とそれに伴う石塔下平場の調査では、石塔に関わる遺構は検出されなかったが、中世〜近世のかわらけの破片が出土しており、尾根上で何らかの祭祀行為等が行われていたことが伺われる。

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