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春日二丁目西遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24890
For Citation (財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2009 『東京都埋蔵文化財センター調査報告237:春日二丁目西遺跡』(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2009 『春日二丁目西遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告237
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File
Title 春日二丁目西遺跡
Participation-organizations (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
Alternative かすがにちょうめにしいせき
Subtitle 国際仏教学大学院大学建設予定地内における埋蔵文化財調査
Volume
Series 東京都埋蔵文化財センター調査報告
Series Number 237
Author
Editorial Organization
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
Publisher
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
Publish Date 20091231
Publisher ID
ZIP CODE 206-0033
TEL 042-373-5296
Aaddress 東京都多摩市落合1-14-2
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Japanease Title 文献資料から見た春日二丁目西遺跡周辺の中世
English Title
Author
財竹 雄一
Pages 148 - 158
NAID
Prefecture Tokyo Metropolis
Age 中世(細分不明)
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 文献史学
テーマ
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Abstract
Japanease Title 江戸時代の「小日向屋敷」 春日二丁目西遺跡の土地利用
English Title
Author
渋谷 葉子
Pages 159 - 170
NAID
Prefecture Tokyo Metropolis
Age 江戸
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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Abstract
Site
Site Name 春日二丁目西遺跡
Site Name Transcription かすがにちょうめにしいせき
Order in book
Address 東京都文京区春日二丁目8番
Address Transcription とうきょうとぶんきょうくかすがにちょうめ8ばん
City Code 13105
Site Number
North Latitude (JGD) 354241
East Longitude (JGD) 1394427
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 35.7146 139.7376
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20080514-20080711
20080801-20081220
Research Space
170
1958
Research Causes 国際仏教学大学院大学建設
OverView
Site Type
散布地
Main Age
旧石器
Main Features
遺物集中地点
Main Foundings
剥片
Remark
Site Type
散布地
Main Age
縄文
Main Features
炉穴6
集石2
土坑14
ピット49
Main Foundings
土器(早期前半から前期初頭)
石器(石鏃)
石製装身具
Remark
Site Type
散布地
Main Age
弥生
Main Features
土坑3
Main Foundings
土器(中期後半)
Remark 土器棺墓と搬入壺形土器(北島式)
Site Type
散布地
Main Age
古墳
古代(細分不明)
Main Features
土坑3
Main Foundings
土師器
須恵器
Remark
Site Type
散布地
Main Age
中世(細分不明)
Main Features
溝6
道路状遺構1
土塁状盛土1
Main Foundings
陶磁器
土器
板碑
銭貨
Remark 埋められた谷の中から塁館に関わる可能性のある溝群
Site Type
城館
Main Age
江戸
Main Features
谷埋立造成
土手状遺構1
溝3
砂利敷遺構1
井戸5
礎石22
地下室2
土坑58
ピット17
Main Foundings
陶磁器
土器
土製品
金属製品
銭貨
石製品
ガラス製品
Remark 江戸時代初期に谷を埋めて地形を大きく改変した埋立造成と2度の盛土造成


種別:屋敷跡
Abstract [春日二丁目西遺跡 要約]
遺跡は、武蔵野台地の東端の小日向台地南東部で、舌状に延びる大地の先端部に位置する。遺跡の南側は神田川に沿った沖積低地、西側は茗荷谷の谷、東側は小さな谷に囲われている。調査により江戸時代の初めに谷を埋めて屋敷地を造成したことが明らかとなった。旧地形の谷の南側から、旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代の遺構・遺物が検出された。弥生時代の土器棺墓に使われた土器は、荒川中流域からの搬入品である。埋没谷の斜面から中世の溝、道状遺構、土塁状の盛土と遺物が検出された。溝は、中世の塁館に関わる施設の可能性がある。江戸時代には、谷の埋立造成後、大名屋敷として変遷していく中で、2度の盛土造成が行われたことが確認された。江戸時代以降の遺構は、1から4期の4つの時期に分けられる。1期は、谷の埋立造成から最初の盛土造成以前、2期は、最初の盛土造成後から正徳3年まで、3期は、正徳3年以降から19世紀中頃まで、4期は、19世紀中頃以降である。この場所は、明治34年から、江戸幕府最後の将軍徳川慶喜が晩年を過ごした場所であり、慶喜の屋敷に伴うと考えられる遺構も見つかっている。。 

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