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Prefecture List > 千葉県 > (公財)千葉県教育振興財団文化財センター > 首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書

首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139573
For Citation 公益財団法人千葉県教育振興財団 2024 『千葉県教育振興財団調査報告797:首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書』公益財団法人千葉県教育振興財団
公益財団法人千葉県教育振興財団 2024 『首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告797
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File
Title 首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書
Participation-organizations (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
Alternative しゅとけんちゅうおうれんらくじどうしゃどうまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
Subtitle 多古町千田の台遺跡(2)
Volume 46
Series 千葉県教育振興財団調査報告
Series Number 797
Author
Editorial Organization
公益財団法人千葉県教育振興財団
Publisher
公益財団法人千葉県教育振興財団
Publish Date 20240322
Publisher ID
ZIP CODE 2840003
TEL 0434228811
Aaddress 千葉県四街道市鹿渡809-2
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 千田の台遺跡(2)
Site Name Transcription ちだのだいいせき
Order in book
Address 千葉県香取郡多古町千田字屋倉153ほか
Address Transcription ちばけんかとりぐんたこまちちだあざやぐら153ほか
City Code 12347
Site Number 020
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 354250
East Longitude (WGS) 1402642
Dd X Y 35.713888 140.445
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20210518-20211124
Research Space
2346
Research Causes 道路建設
OverView
Site Type
散布地
Main Age
縄文
Main Features
陥穴3
Main Foundings
土器(早期~後期)
石器
Remark
Site Type
散布地
Main Age
弥生
Main Features
Main Foundings
土器(前期~後期)
Remark
Site Type
集落
Main Age
古墳
奈良
平安
Main Features
竪穴住居跡13
土坑23以上
溝1
Main Foundings
土師器
須恵器
灰釉陶器
墨書
土製品
石製品
金属製品
Remark
Site Type
集落
Main Age
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
掘立柱建物跡15
柵列2
地下式坑4
墓坑2
井戸1
溝8
台地整形区画2
土坑758以上
小ピット371以上
Main Foundings
土器類
陶磁器類
石製品
金属製品
銭貨
Remark
Abstract 千田の台遺跡は、太平洋に注ぐ栗山川の支流である高谷川と多古橋川に挟まれた標高40mの台地上に立地する。7世紀中葉から集落が営まれ、7世紀後葉~8世紀前葉に集落の盛期を迎え、その時期に斜行する溝も開削される。9世紀後葉になって再び集落規模が拡大し、第2のピークとなる。以降、規模を縮小させて10世紀代には集落はほぼ終焉すると考えられる。また10世紀代を中心に直径1m程度の土坑群が集落景観に加わる。周辺の境貝塚や芝山町山ノ台遺跡でも同時期の集落が展開しており、これらとの関連も注目される。
 中世になると、造営方位が20°ほど西偏した、掘立柱建物・溝などの遺構群が、台地一帯にあらわれる。また合わせて台地整形区画も築かれる。その縁辺には地下式坑を伴うことがわかり、こうした状況は1次調査の調査成果と一連のものになると考えられる。地下式坑の出土資料からは15世紀後半~16世紀前半の時期と考えられ、中世の遺構群はほぼこの時期におさまるであろう。こうした趨勢は、近隣の境砦跡の消長とも同調するものであると考えられる。

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