奈良文化財研究所 ホーム
Search
List
Others
おすすめ
report count (with pdf)
41245 reports
( Participation 755 Orgs )
report count
132428 reports
( compared to the privious fiscal year + 1743 reports )
( Participation 1917 Orgs )
site summary count
147554 reports
( compared to the privious fiscal year + 2114 reports )
Article Collected
120575 reports
( compared to the privious fiscal year + 1580 reports )
video count
1298 reports
( compared to the privious fiscal year + 114 reports )
( Participation 117 Orgs )
Event Collected
1250 reports
( compared to the privious fiscal year + 200 reports )
※過去開催分含む

A message of icon -On the Aizen Mandala,colour on silk owned by Taisan-ji, temple,Kobeー
語りかける図像 太山寺蔵《絹本着色愛染曼荼羅》をめぐって

Kawano Norikazu ( 川野 憲一 )
太山寺蔵絹本著色愛染曼荼羅は、鎌倉時代前半の制作と考えられる鮮やかな色彩に彩られた絵画である。重要文化財に指定され、その存在は早くから知られていたが、その特異な図様から典拠については不明とされてきた。本稿では、特異さのみが強調されてきた感のあるこの画像を図像学的に再検討し、それが台密・谷流、長宴周辺で生み出されたと考えられる『仏母愛染最勝真言法』を典拠とし、基本的に山門系の図像によりながらも独自の改変も認められることを指摘した。また、さらに考察をすすめて、その独自な図像による絵画制作の背景に13世紀前半、地方における一大寺社勢力として独自の道を模索し始めた太山寺僧侶の姿を想定した。
NAID :
Prefecture :
Age
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
Related Url :
Created Date : 2021-11-15
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=憲一|last=川野|contribution=語りかける図像 太山寺蔵《絹本着色愛染曼荼羅》をめぐって|title=神戸市立博物館研究紀要|date=2001-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/110682|ncid=AN10177091|volume=17}} 閉じる
このエントリーをはてなブックマークに追加

Keywords and Feature Word

この論文は下の刊行物の 45 - 63 ページ に掲載されています。

収録刊行物