二子塚遺跡出土土器の時期
無記名
二子塚遺跡の土器には、後期初頭の段階及び津袋I期に相当する段階、すなわち後期前葉の段階はない。このことから、二子塚遺跡の弥生集落は後期中葉に出現するものと考える。
二子塚遺跡の土器には、脚台のない長胴甕の段階や古閑期の段階に属する土器群はない。すなわち、二子塚遺跡の土器は、庄内式併行期より前代に属する土器群であり、高脚化した台付甕は庄内式併行期の直前段階を示している。
二子塚遺跡の土器には、脚台のない長胴甕の段階や古閑期の段階に属する土器群はない。すなわち、二子塚遺跡の土器は、庄内式併行期より前代に属する土器群であり、高脚化した台付甕は庄内式併行期の直前段階を示している。
無記名 1992「二子塚遺跡出土土器の時期」 『二子塚』熊本県文化財調査報告
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/121367
詳細ページ表示回数 : 41
ファイルダウンロード数 : 14
ファイルダウンロード数 : 14
