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千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/32044
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.32044
For Citation 千葉県文化財センター 1999 『千葉県文化財センター調査報告362:千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書』千葉県文化財センター他
千葉県文化財センター 1999 『千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書』千葉県文化財センター調査報告362
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File
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Title 千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書
Participation-organizations (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
Alternative ちばとうがねどうろ(にき)まいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
Subtitle 山武町小川崎台遺跡
Volume 3
Series 千葉県文化財センター調査報告
Series Number 362
Author
Editorial Organization
千葉県文化財センター
Publisher
千葉県文化財センター
日本道路公団
Publish Date 19990331
Publisher ID
ZIP CODE 284-0003
TEL 043-422-8811
Aaddress 千葉県四街道市鹿渡809-2
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 小川崎台遺跡
Site Name Transcription おがさきだいいせき
Order in book
Address 千葉県山武郡山武町戸田字小川崎台851
Address Transcription ちばけんさんぶぐんさんぶまちとだあざおがさきだい851
City Code 12405
Site Number 4
North Latitude (JGD) 353800
East Longitude (JGD) 1402350
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 35.6366 140.394
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
19930701-19940331
Research Space
6500
Research Causes 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
OverView
Site Type
集落
Main Age
旧石器
Main Features
Main Foundings
ナイフ形石器
尖頭器
楔形石器
Remark
Site Type
集落
古墳
Main Age
縄文
弥生
古墳
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
前方後円墳1
円墳3
竪穴住居跡1
Main Foundings
後期縄文土器
石鏃
円筒埴輪
形象埴輪
須恵器
土師器
鉄器
陶磁器
鉄製品
古銭
砥石
Remark 埴輪列が良好に検出された
Abstract [小川崎台遺跡 要約]
小川崎台遺跡は作田川の支流境川を東に臨む標高38mの台地上に立地する。旧石器時代の石器集中地点は4地点である。うち2地点の層位は6〜7層で、多くの楔形石器のほか、ナイフ形石器・掻器が出土した。他の2地点は斜面のため層位の判定が難しい。ナイフ形石器や尖頭器が出土した。縄文時代は陥穴9基が検出された。遺物は遺構外から加曽利B式の粗製土器3点・石鏃9点・磨製石斧1点が出土した。弥生時代は遺構が検出されなかったが、後期の土器片が出土した。北関東系の土器がある。古墳時代は後期の古墳が4基調査された。調査区外に3基の古墳がある。調査古墳のうち、3号墳は全長24.5mの前方後円墳で、良好な埴輪列をもつ。この点で小川崎台古墳群は山武地域の古墳時代後期を考えるうえで重要な遺跡の一つとなった。埴輪の種類は、人物・家・馬・鳥・円筒・朝顔で、人物は武人・琴弾き・馬曳き・女性等がある。馬は2頭で、同じ方向を向いていない。埋葬施設は墳頂部に木棺直葬1基、周溝に土坑2基があり、木棺直葬から直刀と耳環が出土した。撹乱を受け、遺物は少ない。1・2号墳は小規模な円墳である。埋葬施設は1号墳が1基、2号墳が2基検出され、いずれも墳丘裾部寄りに位置する木棺直葬である。副葬品は直刀・鉄鏃・耳環・刀子・玉類・須恵器提瓶がある。1号墳からは土器が多く出土した。4号墳は一部のみの調査で、周溝から木棺直葬が1基検出されたが、出土遺物はない。墳形が円墳か前方後円墳か決めがたい。築造の歴年代は、3号墳が6世紀前半、1号墳が6世紀後葉、2号墳が6世紀末〜7世紀初頭、4号墳は不明である。中・近世は台地整形区画、掘立柱建物、土坑・ピット群、溝状遺構が検出された。遺物は貿易陶磁器(青磁・白磁)や北宋銭が出土した。歴年代は12世紀から14世紀中頃である。

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