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京都府遺跡調査報告集

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27620
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.27620
For Citation 公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ− 2013 『京都府遺跡調査報告集』公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ− 2013 『京都府遺跡調査報告集』
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=孝彦|last=増田|first2=寛|last2=小池|first3=茂治|last3=引原|first4=陽子|last4=高野|first5=高弘|last5=伊賀|first6=和哉|last6=中川|title=京都府遺跡調査報告集|origdate=2013-03-31|date=2013-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/27620|location=京都府向日市寺戸町南垣内40番の3|ncid=AA12324901|ncid=BA86283401|doi=10.24484/sitereports.27620|volume=155}} 閉じる
File
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Title 京都府遺跡調査報告集
Participation-organizations (公財)京都府埋蔵文化財調査研究センター - 京都府
Alternative きょうとふいせきちょうさほうこくしゅう
Subtitle
Volume 155
Series
Series Number
Author
Editorial Organization
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
Publisher
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
Publish Date 20130331
Publisher ID
ZIP CODE 617-0002
TEL 075-933-3877
Aaddress 京都府向日市寺戸町南垣内40番の3
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 長岡宮跡第489次(7ANBMC-11地区)・ 南垣内遺跡
Site Name Transcription ながおかきゅうあと
Order in book
Address 京都府向日市寺戸町南垣内
Address Transcription
City Code 26208
Site Number 24・61
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 345705
East Longitude (WGS) 1354157
Dd X Y 34.951388 135.699166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20120517-20120630
Research Space
80
Research Causes 道路建設
OverView
Site Type
集落
宮都
Main Age
中世(細分不明)
Main Features
柱穴
土坑
Main Foundings
土師器
須恵器
黒色土器
無釉陶器
緑釉陶器
瓦器
瓦質土器
輸入陶磁器
Remark
Site Name 山崎津跡第17・18次
Site Name Transcription やまざきつあと
Order in book
Address 乙訓郡大山崎町大山崎
Address Transcription おとくにぐんおおやまざきちょうおおやまざき
City Code 26303
Site Number 19
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 345330
East Longitude (WGS) 1354101
Dd X Y 34.891666 135.683611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20101214-20110218
20110426-20110615
20111024-20111222
Research Space
800
1000
Research Causes 道路建設
OverView
Site Type
交通
Main Age
奈良
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
Main Features
流路
Main Foundings
土師器
須恵器
緑釉陶器
瓦器
輸入陶磁器
木製品
獣骨
人骨
Remark 陰刻文字瓦・地震痕跡

遺跡名かな:やまざきつあとだい17・18じ
Site Name 木津川河床遺跡第22次
Site Name Transcription きづがわかしょういせき
Order in book
Address 八幡市八幡
Address Transcription やわたしやわた
City Code 26210
Site Number 4
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 345345
East Longitude (WGS) 1354202
Dd X Y 34.895833 135.700555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20110425-20110614
20120110-20120210
20120423-20121116
Research Space
700
6000
Research Causes 河川改修
OverView
Site Type
集落
Main Age
近代(細分不明)
Main Features
水制
護岸
Main Foundings
土器
陶磁器
土製品
Remark デ・レイケによる治水工事
Abstract [長岡宮跡第489次・ 南垣内遺跡 要約]
調査地は、段丘低位面の谷筋に位置する。上層では中世以降の溝や土坑・柱穴を検出し、桟瓦を含む多くの中世・長岡京期・古墳時代の遺物が出土した。SD01-1・2は、西隣で調査された近世流路の延長部分と考えられ江戸時代末期の地籍図に記載されている水路の可能性がある。下層で検出したSD12は谷底を流れる流路であり、宮跡第473次調査で検出されたSD07の延長と考えられる。 調査地は寺戸城の北辺に当たるが、同時期の遺構は確認できなかった。また、古墳時代・長岡京期についても遺物は出土しているが、遺構は確認できなかった。調査地が谷部に位置することや周辺の調査成果から、遺構は調査地の南側に存在したと想定され、後世の整地等により遺物が混入したものと考えられる。
[山崎津跡第17・18次 要約]
 調査地は、桂川と大山崎の市街地が最も近接する地点である。第17・18次調査では、遺構は検出していないが、包含層中から奈良〜平安時代および中世の土器や瓦のほか木製品や人骨および獣骨など多量の遺物が出土した。調査地は川の水際に近く、滞水した状況が伺えることから、一帯は人為的に水流の調整が行われた区域とみることができ、周辺に港(津)に関わる施設があった可能性が高い。出土した多量の土器群はこうした港湾周辺の施設および居住区から廃棄されたものとみられ、調査区の周辺は、古代から中世における山崎津の一角を占める地点であったと推定される。また、陰刻文字瓦は、行基が建立したとされる山崎院に使用されたと考えられるもので、大山崎町内では多量に出土している。山崎津跡でははじめての出土例であり、現桂川の水際に近接する地点までその分布が広がることを確認できた。
 その他、1596年の慶長・伏見大地震に起因すると考えられる曲隆や噴砂などの地震痕跡も検出した。 
 また、第18次調査では、江戸時代後期〜近代まで続く幅約7〜8mの大規模な流路を検出した。流路は、護岸などにより人為的に管理されており、明治時代の仮製図にみえる、永荒沼から派生する河川の一つと考えられる。近世の山崎津の周辺には、こうした川船の遡上も可能な大規模な流路が複数存在し、港湾機能を果たしていたものとみられる。
[木津川河床遺跡第22次 要約]
 桂川の河川敷において調査を実施し、川に突出するT字の貼り石状遺構を12基検出した。「新宇治川桂川木津川合流口平面図」と照らし合わせた結果、この貼り石状遺構は、明治初期のオランダ人技師デ・レイケらによる淀川河川改修工事に伴う水制・護岸であることが判明した。
 また、その構造については、「粗朶沈床工」等当時のオランダ人技術者がもたらした近代的な西欧土木技術が用いられていることを明らかすることができた。
 今回の調査成果は、淀川の治水および土木技術の歴史を解明する上で貴重なものであることから、遺構については現地保存されることとなった。

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