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中里峽上遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25314
For Citation (財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2011 『東京都埋蔵文化財センター調査報告256:中里峽上遺跡』(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2011 『中里峽上遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告256
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File
Title 中里峽上遺跡
Participation-organizations (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
Alternative なかざとはけうえいせき
Subtitle (仮称)北区中里マンション計画に伴う埋蔵文化財発掘調査
Volume 1
Series 東京都埋蔵文化財センター調査報告
Series Number 256
Author
Editorial Organization
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
Publisher
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
Publish Date 20110331
Publisher ID
ZIP CODE 206-0033
TEL 042-373-5296
Aaddress 東京都多摩市落合1-14-2
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
情報源上に表示がないため、巻次は推定により補記
Articles
Japanease Title 竪穴住居の解体と埋め戻し
English Title
Author
及川 良彦
大八木 謙司
Pages 198 - 205
NAID
Prefecture Tokyo Metropolis
Age 弥生
文化財種別
史跡・遺跡種別 集落
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ
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Abstract
Japanease Title ガラス小玉鋳型について
English Title
Author
及川 良彦
大八木 謙司
Pages 206 - 211
NAID
Prefecture Tokyo Metropolis
Age 奈良
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) ガラス
学問種別
テーマ 技法・技術
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Abstract
Site
Site Name 中里峽上遺跡
Site Name Transcription なかざとはけうえいせき
Order in book
Address 東京都北区中里三丁目21番地
Address Transcription とうきょうときたくなかざとさんちょうめ21ばんち
City Code 13117
Site Number 40
North Latitude (JGD) 354431
East Longitude (JGD) 1394515
North Latitude (WGS)
East Longitude (WGS)
Dd X Y 35.7452 139.751
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20090119-20090213
20091117-20100521
Research Space
971.38
Research Causes (仮称)北区中里マンション計画
OverView
Site Type
集落
Main Age
縄文
Main Features
Main Foundings
土器(中期後半から後期前半)
石器(石鏃
打製石斧)
Remark
Site Type
集落
Main Age
弥生
Main Features
住居跡2
Main Foundings
土器(後期後半)
石器
Remark 線刻土器
Site Type
集落
Main Age
古墳
Main Features
住居跡5
ピット
Main Foundings
土師器
須恵器
土製品
金属製品
石製品
炭化種子
Remark 鍛冶・鋳造関連遺物
Site Type
集落
Main Age
奈良
Main Features
住居跡2
ピット
Main Foundings
土師器
須恵器
石製品
金属製品
土製品
Remark 鍛冶・鋳造関連遺物
Site Type
集落
Main Age
平安
Main Features
住居跡1
ピット
Main Foundings
土師器
須恵器
灰釉陶器
石製品
金属製品
土製品
Remark 鍛冶・鋳造関連遺物
Site Type
集落
Main Age
Main Features
建物跡6
溝5
ピット
土坑
性格不明遺構7
Main Foundings
舶載磁器
陶器
山茶碗
かわらけ
Remark 12世紀代白磁+伊勢系羽釜+球状石製品
Site Type
集落
Main Age
中世(細分不明)
Main Features
耕作痕
土坑
ピット
防空壕
Main Foundings
陶磁器類
石製品
Remark 須恵器・陶器・瓦転用研磨具+統制陶器+朝陽硯+田端電修所
Site Type
Main Age
近世(細分不明)
Main Features
Main Foundings
Remark
Abstract [中里峽上遺跡 要約]
縄文時代については遺構はなく、遺物は中期後半加曾利E式土器を主体とし、後期初頭称名寺式土器、前半堀之内式土器と石器が少量出土した。今回の調査範囲内には集落を構成する遺構は検出されなかった。弥生時代については、後期の竪穴住居跡が2棟検出された。2棟とも人為的に埋め戻されていた。注目されるのは住居跡柱穴内から出土した小形の土器で、底に細い道具で格子状の線刻が描かれていた。古墳時代から平安時代については、6世紀後半から9世紀までの竪穴住居跡が密集して造られていた。古墳時代後期で注目されるのは、一辺9.4mもある大形住居跡の調査である。この住居跡からは、建物跡を解体する際に、柱の抜取り、カマドを破壊、火をつけるなどの工程が判明した。埋没途中にはハマグリやカキなどの貝が投棄されていた。遺物では滑石製の臼玉や鉄鏃、鍛冶・鋳造関連の鉄滓や取瓶(坩堝?)の出土が注目される。7世紀後半の6号住居跡出土の駿東型甕は、器形復元の可能な資料であり、注目される。奈良時代では、ガラス小玉鋳型の出土が注目される。カマドではカマドの構築材に粘土以外の部材として長甕を転用し、袖の部分に倒立させ芯とするものと、もう一つは土製の袖構築材を用いるもので、レンガ状に焼成したものを用いていた。支脚では「未焼成支脚」が認められた。中世から近世については、中世(室町時代から戦国時代頃)と思われる、多数の柱穴や土坑が検出された。屋敷の縁には大規模な溝が位置していた。出土遺物には、12世紀代の白磁破片や15世紀以降の常滑甕片やかわらけ、銭貨などがある。近世は、古代や中世の村を大規模に削平し、畑と思われる区画が造られていた。近代以降では礎石建物跡や土坑、防空壕などが検出された。出土遺物では戦前から戦中にかけての統制陶器、硯やコンロなどの代用品などが注目される。「田端電修所」「東京第一電修所 移転記念」と書かれた筒碗は、本調査地点が旧国鉄関連であることと密接に関連するものである。

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