浦戸諸島発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/141556
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.141556
引用表記 塩竈市教育委員会 2021 『塩竈市文化財調査報告書11:浦戸諸島発掘調査報告書』塩竈市教育委員会
塩竈市教育委員会 2021 『浦戸諸島発掘調査報告書』塩竈市文化財調査報告書11
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書名 浦戸諸島発掘調査報告書
発行(管理)機関 塩竈市 - 宮城県
書名かな うらとしょとうはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 令和元年度・令和2年度復興事業関連遺跡発掘調査報告書
巻次 2
シリーズ名 塩竈市文化財調査報告書
シリーズ番号 11
編著者名
編集機関
塩竈市教育委員会
発行機関
塩竈市教育委員会
発行年月日 20210129
作成機関ID 04203
郵便番号 9850052
電話番号 0223622556
住所 宮城県塩竈市本町1-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 野々島貝塚
遺跡名かな ののしまかいづか
本内順位 1
遺跡所在地 宮城県塩竈市浦戸野々島字平和田
所在地ふりがな みやぎけんしおがましうらとののしまあざへいわだ
市町村コード 04203
遺跡番号 11015
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 382018
東経(世界測地系)度分秒 1410631
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.338333 141.108611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190729-20190731
20191007-20191008
調査面積(㎡)
92
調査原因 浦戸地区海岸災害復旧事業
遺跡概要
種別
貝塚
製塩
時代
縄文
奈良
平安
主な遺構
遺構なし
主な遺物
土師器
須恵器
製塩土器
特記事項 丘陵部に近い地点から古代の製塩土器がややまとまって出土したが、堆積層の状況から古代までは海面下であった可能性が高い。
遺跡名 平和田囲遺跡
遺跡名かな へいわだかこいいせき
本内順位 2
遺跡所在地 宮城県塩竈市浦戸野々島字平和田
所在地ふりがな みやぎけんしおがましうらとののしまあざへいわだ
市町村コード 04203
遺跡番号 11025
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 382021
東経(世界測地系)度分秒 1410624
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.339166 141.106666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20191028-20191029
調査面積(㎡)
25
調査原因 浦戸地区海岸災害復旧事業
遺跡概要
種別
製塩
散布地
時代
平安
主な遺構
遺構なし
主な遺物
遺物なし
特記事項 野々島貝塚の海岸線付近と同様、事業予定地は海面下であった可能性が高い。
要約  松島湾の浦戸諸島のほぼ中央に位置する野々島は、縄文早期から古代にかけての貝塚や製塩遺跡が多数分布する。野々島貝塚は縄文時代早期および奈良・平安時代の遺跡であり、丘陵側の畑地では土器や貝殻の散布が見られる。野々島貝塚と小丘陵を挟んだ西側の入り江には、奈良・平安時代の土器散布が見られる平和田囲遺跡がある。
 今回の確認調査は、海岸護岸の復旧工事に伴い、野々島貝塚(縄文・古代)、平和田囲遺跡(古代)およびその隣接地等で実施したものである。野々島貝塚の西端部に近接する地点の調査区(T9~T12)では、表土下1.1~1.3mの細砂層やオリーブ褐色粘土層から、遺跡本体からの流れ込みとみられる古代の土師器・須恵器とともに製塩土器の破片が出土した。遺物が出土したのはこの地点のみで、他の調査区からは遺構・遺物は検出されなかった。
 各調査地点とも、現表土下には0.6~1.2m以上の現代の厚い盛土(旧護岸工事によるものか)がなされており、この盛土の下にはアサリ等を含む砂層や粘土層、スクモ層が続いていることから、縄文時代や古代にあってはいずれも海面下であった可能性が高い。

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