茨城県
常陸太田市集中曝涼【文化財解説(香仙寺)】
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香仙寺は、常陸太田市松栄町に所在する不軽山荘厳院と称する浄土宗の寺院です。。開基帳によると、永享4年(1432)に常福寺(那珂市瓜連)三世明誉上人によって開基。 直牒洞(じきてつどう)と呼ばれる洞窟には、横穴墓を転用し拡張して造られた中央窟の奥室後壁中央部に、阿弥陀三尊像が彫られています。定印阿弥陀如来坐像を中央 に、右側に観音菩薩立像、左側に勢至菩薩立像が刻まれており、平安時代後期の作と推定されます。
直牒洞については、保存目的の測量調査を実施し、常陸太田市内遺跡調査報告書第16集(令和3年3月)において調査成果を掲載しています。
直牒洞については、保存目的の測量調査を実施し、常陸太田市内遺跡調査報告書第16集(令和3年3月)において調査成果を掲載しています。