大分県
大分県立埋蔵文化財センターVR動画01(360°映像) 国指定史跡 安国寺集落遺跡ー考古学史に残る弥生時代集落遺跡ー
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YouTube:大分県立埋蔵文化財センターVR(360°映像)
大分県国東市国東町安国寺に所在する安国寺遺跡は、戦後間もない1949年(昭和24)2月から1952年(昭和27)まで発掘調査が行われ、多くの弥生土器や石器、木製品が出土しました。出土した土器は「安国寺式土器」と名付けられました。また、調査成果を記録した報告書は当時の学会でも屈指の報告書とされ、同じ頃に調査された静岡県登呂遺跡に対して「西の登呂」と呼ばれました。1985年(昭和60)~1988年(昭和63)にかけて3次にわたる発掘調査が行われ、その出土遺構、遺物の状態などから学術的に高い評価を得て、1992年(平成4)に「安国寺集落遺跡」として国の史跡に指定されました。