岐阜県
岐阜県指定史跡 妻木城跡 ~東美濃の隠れた名城~
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「妻木城跡」は、室町時代から江戸時代初めまで使用された山城です。
岐阜県土岐市妻木町に位置し、昭和31年に県指定史跡となりました。
15世紀中~後期頃、土岐明智氏により築かれ、16世紀には土岐明智氏の一族内から現れた妻木氏が治めるようになります。
1600年の関ヶ原の戦いでは、妻木氏は東軍(徳川家康)方に付き、市内各地でも戦が起こりました。この頃、妻木城の城域内でも、戦に備えた大規模な土木工事が行われています。
妻木氏は東軍として勝利を治めますが、江戸時代初めの17世紀中頃、妻木氏宗家は断絶。領地は分家や天領へと引き継がれました。
この築城から廃城までの妻木城の変遷が、複数回にわたる発掘調査や様々な文献から明らかとなってきています。
本動画では、発掘調査の様子や出土品の写真を交え、これまでに明らかになった、建物の建築年代、出土品から見る城の使われ方、戦に備えた土塁や堀切の大規模な土木工事、城下町の整備といった調査成果を紹介しています。
妻木城跡とともに、周辺には今も関係寺社や遺跡が残ります。中でも麓に広がる県指定史跡「妻木城士屋敷跡」は、屋敷地の様子を今に伝えています。
一帯は地域の歴史上とても重要であったことが伺え、往時の隆盛を偲ばせます。
岐阜県土岐市妻木町に位置し、昭和31年に県指定史跡となりました。
15世紀中~後期頃、土岐明智氏により築かれ、16世紀には土岐明智氏の一族内から現れた妻木氏が治めるようになります。
1600年の関ヶ原の戦いでは、妻木氏は東軍(徳川家康)方に付き、市内各地でも戦が起こりました。この頃、妻木城の城域内でも、戦に備えた大規模な土木工事が行われています。
妻木氏は東軍として勝利を治めますが、江戸時代初めの17世紀中頃、妻木氏宗家は断絶。領地は分家や天領へと引き継がれました。
この築城から廃城までの妻木城の変遷が、複数回にわたる発掘調査や様々な文献から明らかとなってきています。
本動画では、発掘調査の様子や出土品の写真を交え、これまでに明らかになった、建物の建築年代、出土品から見る城の使われ方、戦に備えた土塁や堀切の大規模な土木工事、城下町の整備といった調査成果を紹介しています。
妻木城跡とともに、周辺には今も関係寺社や遺跡が残ります。中でも麓に広がる県指定史跡「妻木城士屋敷跡」は、屋敷地の様子を今に伝えています。
一帯は地域の歴史上とても重要であったことが伺え、往時の隆盛を偲ばせます。