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西原大塚遺跡第223地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130124
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130124
引用表記 埼玉県志木市教育委員会 2021 『志木市の文化財83:西原大塚遺跡第223地点』埼玉県志木市教育委員会
埼玉県志木市教育委員会 2021 『西原大塚遺跡第223地点』志木市の文化財83
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書名 西原大塚遺跡第223地点
発行(管理)機関 志木市 - 埼玉県
書名かな にしはらおおつかいせき223ちてん
副書名 埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 志木市の文化財
シリーズ番号 83
編著者名
編集機関
埼玉県志木市教育委員会
発行機関
埼玉県志木市教育委員会
発行年月日 20210730
作成機関ID 11228
郵便番号 3530002
電話番号 0484731111
住所 埼玉県志木市中宗岡1丁目1番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 西原大塚遺跡(第223地点)
遺跡名かな にしはらおおつかいせき
本内順位
遺跡所在地 志木市幸町2丁目6158-2、6159-1、6160-1、6161
所在地ふりがな しきしさいわいちょう
市町村コード 11228
遺跡番号 09-007
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354933
東経(世界測地系)度分秒 1393359
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.825833 139.566388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200409-20200619
調査面積(㎡)
366.93
調査原因 分譲住宅建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
炉穴1
土坑6
主な遺物
土器
石器
特記事項
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
住居跡7
溝跡1
主な遺物
土器
土製品
特記事項 56Mは環濠の一部と想定される。
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
住居跡2
溝1
主な遺物
土器
銅製品
鉄製品
特記事項 27Hから落合型坏が出土した。
要約  西原大塚遺跡は柳瀬川の南東、武蔵野台地北東端に所在する旧石器時代から近世までの複合遺跡である。第 223 地点は遺跡の中央部やや北側に位置し、調査では縄文時代、弥生時代後期~古墳時代前期、奈良・平安時代の遺構が検出された。
 縄文時代調査では、時期不明の炉穴1基と土坑1基、中期前半から後期前葉にかけての土坑を5基検出した。
 弥生時代後期~古墳時代前期では、住居跡が7軒と溝跡1本を検出した。中には凸堤が付帯する貯蔵穴と赤色砂利層が認められるものもあった。溝跡は周辺の遺跡で検出された環濠と連続すると想定される。また、遺物としては住居跡から、土製勾玉が出土している。
 奈良・平安時代では住居跡を2軒、溝跡を1本検出した。住居跡はいずれもカマドが北壁に設けられる。遺物は須恵器と土師器の坏形土器や甕形土器などが出土し、落合型坏が確認できた。溝跡は周辺の遺跡で検出された溝跡と連続すると想定される。

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