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川上遺跡・鶯原遺跡・猫塚遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130694
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130694
引用表記 鹿児島県立埋蔵文化財センター 2022 『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書213:川上遺跡・鶯原遺跡・猫塚遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター
鹿児島県立埋蔵文化財センター 2022 『川上遺跡・鶯原遺跡・猫塚遺跡』鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書213
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書名 川上遺跡・鶯原遺跡・猫塚遺跡
発行(管理)機関 鹿児島県教育委員会 - 鹿児島県
書名かな かわかみいせき・うぐいすばるいせき・ねこづかいせき
副書名 主要地方道鹿屋吾平佐多線(吾平道路)改築事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 213
編著者名
編集機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行機関
鹿児島県立埋蔵文化財センター
発行年月日 20220300
作成機関ID 46000
郵便番号 8994318
電話番号 0995485811
住所 鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森2番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 川上遺跡
遺跡名かな かわかみいせき
本内順位
遺跡所在地 鹿児島県鹿屋市吾平町麓川上
所在地ふりがな かごしまけんかのやしあいらちょうふもとかわかみ
市町村コード 46203
遺跡番号 203-398
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312023
東経(世界測地系)度分秒 1305335
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.339722 130.893055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180521-20190222
調査面積(㎡)
3510
調査原因 主要地方道鹿屋吾平佐多線 (吾平道 路)改築 事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
主な遺構
円形周溝
主な遺物
石坂式土器
塞ノ神式土器
苦浜式土器
西之薗式土器
石皿
石鏃
敲石
二次加工剥片
剥片
チップ
特記事項
遺跡名 鶯原遺跡
遺跡名かな うぐいすばるいせき
本内順位 2
遺跡所在地 鹿児島県鹿屋市吾平町麓鶯原
所在地ふりがな かごしまけんかのやしあらいちょうふもとうぐいすばる
市町村コード 46203
遺跡番号 203-399
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 312019
東経(世界測地系)度分秒 1305329
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.338611 130.891388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180521-20190222
調査面積(㎡)
6500
調査原因 主要地方道鹿屋吾平佐多線 (吾平道 路)改築 事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
古代(細分不明)
主な遺構
集石遺構
石器製作跡
主な遺物
下剥峯式土器
押型文土器
手向山式土器
妙見・天道ヶ尾式土器
平栫式土器
塞ノ神式土器
苦浜式土器
轟A式土器
石皿
磨石
磨製石斧
礫器
石核
石鏃
石匙
スクレイバー
剥片
チップ
特記事項
遺跡名 猫塚遺跡
遺跡名かな ねこづかいせき
本内順位 3
遺跡所在地 鹿児島県鹿屋市吾平町麓猫尾
所在地ふりがな かごしまけんかのやしあいらちょうふもとねこお
市町村コード 46203
遺跡番号 203-418
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 311920
東経(世界測地系)度分秒 1305337
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 31.322222 130.893611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190605-20200128
調査面積(㎡)
312
調査原因 主要地方道鹿屋吾平佐多線 (吾平道 路)改築事業に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
主な遺構
集石
土坑
主な遺物
石坂式土器
下剥峯式土器
平栫式土器
塞ノ神A式土器
鎌石橋式土器
スクレイパー
石鏃
轟B式土器
弥生土器
成川式土器
須恵器
特記事項
要約  川上遺跡は,縄文時代から弥生時代にわたる複合遺跡である。縄文時代早期では,遺構は検出されなかったが,石坂式土器・塞ノ神式土器・苦浜式土器等が出土した。なかでも西之薗式土器は,元来アカホヤ火山灰の上位層と下位層から出土すると認識されてきたが,アカホヤ火山灰の下位層から出土した。弥生時代では,円形周溝1基を検出した。
 鶯原遺跡は,縄文時代から古代にわたる複合遺跡である。縄文時代早期では,集石遺構6基・石器製作跡5か所を検出し,土器の数は少ないながらも,下剥峯式土器・押型文土器・手向山式土器・妙見・天道ヶ尾式土器・平栫式土器・塞ノ神式土器・苦浜式土器・轟A式土器と多くの型式の土器が出土した。弥生時代では,山ノ口式土器が出土した。古墳時代では,古道跡5条を検出し,成川式土器が出土した。古墳時代の古道跡は珍しく,その規模は約80mもある。古代では,古道跡3条を検出した。
 猫塚遺跡は,縄文時代から古墳時代にわたる複合遺跡である。縄文時代早期では,集石遺構1基を検出し,石坂式土器・下剥峯式土器・平栫式土器等が出土した。縄文時代前期では,轟B式土器が出土した。轟B式土器は,池田降下軽石層とアカホヤ火山灰層に挟まれた地層から出土しており,同様の出土状況の類例は,県内2例目である。弥生時代では,土坑1基を検出し,弥生土器が出土した。古墳時代では,成川式土器・須恵器が出土した。

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