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白山市 古宮遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122343
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.122343
引用表記 公益財団法人石川県埋蔵文化財センター 2022 『白山市 古宮遺跡』石川県教育委員会他
公益財団法人石川県埋蔵文化財センター 2022 『白山市 古宮遺跡』
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書名 白山市 古宮遺跡
発行(管理)機関 (公財)石川県埋蔵文化財センター - 石川県
書名かな はくさんし ふるみやいせき
副書名 地方道改築事業一般県道手取川自転車道線に係る埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
公益財団法人石川県埋蔵文化財センター
発行機関
石川県教育委員会
公益財団法人石川県埋蔵文化財センター
発行年月日 20220322
作成機関ID 17201
郵便番号 9201336
電話番号 0762294477
住所 石川県金沢市中戸町18-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 古宮遺跡
遺跡名かな ふるみやいせき
本内順位
遺跡所在地 石川県白山市白山町地内
所在地ふりがな いしかわけんはくさんしはくさんまちちない
市町村コード 17210
遺跡番号 922500
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 362616
東経(世界測地系)度分秒 1363758
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.437777 136.632777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180627-20181113
調査面積(㎡)
1350
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
社寺
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴状遺構
石列
土坑
小穴
主な遺物
土師器
須恵器
石製品
特記事項 整地層や遺構などから、大量のカワラケが出土。
種別
社寺
時代
鎌倉
室町
主な遺構
礎石建物
竪穴状遺構
石敷遺構
石段状遺構
石列
土坑
小穴
主な遺物
土師器
陶磁器
石製品
木製品
金属製品
銅銭
特記事項 白山本宮の所在を裏付ける遺構や遺物を確認。
要約 白山本宮(白山比咩神社)旧社地で、境内地東側の概要が明らかとなった。調査により平安時代後期~戦国時代までの最大5 層の遺構面を確認した。遺構面の時期は、第Ⅰ面は室町時代後半~戦国時代、第Ⅱ・Ⅲ面は室町時代中頃~後半、第Ⅳ面は鎌倉時代前半~室町時代前半、第Ⅴ面は平安時代後半~鎌倉時代前半、第Ⅵ面以下は平安時代中頃~後半頃が中心と考えられる。建物の礎石や石列、溝などの遺構を検出し、大量出土の素焼きの皿「カワラケ」を中心に、中国製の青磁や白磁の花瓶や碗・皿、瀬戸焼の製品、加賀焼や珠洲焼、越前焼のすり鉢や甕、砥石などの石製品、鉄釘や銅銭など、豊富な遺物が多数出土した。出土遺物の9 割以上は、細かく割られた平安時代後期~室町時代後期のカワラケで占められ、遺構や包含層、整地層から多量に出土している。白山本宮ではカワラケを用いた祭事が頻繁に行われており、敷地造成の際に、造成土にカワラケ片を混ぜていたことがうかがえる。これは、文献史料から知られている白山本宮の火災や洪水などに伴い繰り返された、神殿などの再建を裏付けるものである。

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