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幌内D遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27645
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.27645
引用表記 公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2014 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書308:幌内D遺跡』公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2014 『幌内D遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書308
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書名 幌内D遺跡
発行(管理)機関 (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
書名かな ほろないでDいせき
副書名 道央圏連絡道路泉里道路工事埋蔵文化財発掘調査報告書/長沼町
巻次
シリーズ名 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 308
編著者名
編集機関
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行年月日 20140328
作成機関ID
郵便番号 069-0832
電話番号 011-386-3231
住所 北海道江別市西野幌685番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 幌内D遺跡
遺跡名かな ほろないDいせき
本内順位
遺跡所在地 北海道夕張郡長沼町字幌内2032-1ほか
所在地ふりがな ほっかいどうゆうばりぐんながぬまちょうあざほろない2032-1ほか
市町村コード 01428
遺跡番号 E-17-4
北緯(日本測地系)度分秒 425517
東経(日本測地系)度分秒 1414256
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 42.9239 141.7119
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20111018-20111111
20120507-20120629
調査面積(㎡)
1400
3038
調査原因 道路建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
時代
続縄文
主な遺構
土坑・土坑墓190
主な遺物
北大1式土器
石鏃
スクレイパー
楔形石器
石核
特記事項 続縄文時代後葉北大1式期の土坑・土坑墓が190基ほど検出される。また、北大式期の土器圧痕から鱗翅目幼虫の翼が検出される。
種別
集落
時代
擦文
主な遺構
竪穴住居跡4
掘立柱建物跡2
土坑・土坑墓29
焼土29
主な遺物
擦文式土器(前期)
金属製品
シカ焼骨
コイ科椎骨
サケ目椎骨
特記事項
要約 [幌内D遺跡 要約]
 幌内D遺跡は、石狩低地帯の東縁部に位置し、旧馬追沼を見下ろす低位段丘上に立地する。続縄文時代後葉北大1式を主体とする4・5世紀代の土坑・土壙墓が181基、擦文文化期の竪穴住居跡4軒、掘立柱建物跡2軒、土坑・土坑墓23基、焼土29か所が検出された。
 続縄文期の土坑・土壙墓は、調査区南側に分布し、直径80から100cm程度の円形のものでしばしば2kgを超える礫が多数出土する。
 擦文期の土壙墓は、調査区北側に分布し、長方形で副葬品はみられない。
 遺物は、土器等が14,613点、石器等が8,402点、金属製品などが15点、その他が247点出土し、続縄文時代後半期北大1式を主体とする円形刺突文土器が59%、前期を主体とする擦文土器が37%を占める。石器は、円形を主体とするスクレイパーが多量に出土し、楔形石器、石核が次に多い。石材は、角礫は赤井川さん、転礫は、上士幌・赤井川産が利用される。動物遺存体は、ほとんどがシカの燃骨片で、擦文期の焼土からはコイ科やサケ目の椎骨が少数出土した。土器圧痕ではイヌビエなどの種子のほか、昆虫や鱗翅目幼虫の糞が検出された。 

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