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高江遺跡第1次発掘調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138651
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138651
引用表記 仙台市教育委員会 2022 『仙台市文化財調査報告書502:高江遺跡第1次発掘調査』仙台市教育委員会
仙台市教育委員会 2022 『高江遺跡第1次発掘調査』仙台市文化財調査報告書502
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書名 高江遺跡第1次発掘調査
発行(管理)機関 仙台市 - 宮城県
有償頒布・配布ページ http://www.city.sendai.jp/sebikatsuyo/kurashi/manabu/kyoiku/inkai/bunkazai/kankobutsu/kankobutsu.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな たかえいせきいちじはっくつちょうさ
副書名 仙台貨物ターミナル駅移転計画事業に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 仙台市文化財調査報告書
シリーズ番号 502
編著者名
編集機関
仙台市教育委員会
発行機関
仙台市教育委員会
発行年月日 20221226
作成機関ID 041009
郵便番号 9810011
電話番号 0222148893
住所 仙台市青葉区上杉一丁目5-12
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 高江遺跡
遺跡名かな たかえいせき
本内順位
遺跡所在地 宮城県仙台市宮城野区岩切字高江
所在地ふりがな みやぎけんせんだいしみやぎのくいわきりあざたかえ
市町村コード 04102
遺跡番号 01580
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 381739.88
東経(世界測地系)度分秒 1405637.20
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.294411 140.943666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20201116-20120325
20210510-20220325
調査面積(㎡)
6412.23
調査原因 仙台貨物ターミナル駅移転計画事業
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
弥生
平安
中世(細分不明)
主な遺構
水田跡
溝跡
土坑
性格不明遺構
ピット
主な遺物
弥生土器
石器
土師器
須恵器
陶器
鉄製品
特記事項 弥生時代中期中葉の遺物を大量に含む自然堆積層に覆われた水田跡や性格不明遺構等を検出した。
性格不明遺構から土師器・須恵器・赤焼土器が出土した。
性格不明遺構から12世紀代と考えられる陶器甕が出土した。
要約  高江遺跡は、仙台貨物ターミナル駅移転計画事業に伴い、令和元年度に実施した試掘調査により新たに発見された遺跡である。本遺跡は仙台市宮城野区岩切字高江にあり、七北田川右岸の自然堤防とその背後に広がる後背湿地の間に位置する。令和2年度から令和3年度にかけて本発掘調査を行った。
 令和2年度は、古代の性格不明遺構や古代以降と考えられる溝跡や土坑を確認した。令和3年度は、弥生時代中葉の遺物を大量に含む自然堆積層や性格不明遺構、水田跡のほか、古代の土坑や溝跡、ピット等を確認した。この自然堆積層は砂や炭化物、遺物を大量に含むことや、自然科学分析結果から、河川起源の自然堆積層と考えられる。本層は、水田を営んでいた当時の人々の集落を襲い、水田の上部に堆積したと推察される。
 水田面上では、性格不明遺構(円形周溝状の遺構)とピットが組み合うように配置されており、この遺構の類例は九州地方や北陸地方にも認められる。これは近代まではよく見られていた、藁積み等の可能性が高いことを指摘した。

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