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横井南原遺跡 上道池東遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131712
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131712
引用表記 香川県埋蔵文化財センター 2023 『県道円座香南線道路改築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告4:横井南原遺跡 上道池東遺跡』香川県教育委員会
香川県埋蔵文化財センター 2023 『横井南原遺跡 上道池東遺跡』県道円座香南線道路改築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告4
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書名 横井南原遺跡 上道池東遺跡
発行(管理)機関 香川県教育委員会 - 香川県
書名かな よこいなんばらいせき かみみちいけひがしいせき
副書名
巻次
シリーズ名 県道円座香南線道路改築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告
シリーズ番号 4
編著者名
編集機関
香川県埋蔵文化財センター
発行機関
香川県教育委員会
発行年月日 20230303
作成機関ID 370002
郵便番号 7620024
電話番号 0877482191
住所 香川県坂出市府中町字南谷5001-4
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 横井南原遺跡
遺跡名かな よこいなんばらいせき
本内順位 1
遺跡所在地 香川県高松市香南町横井
所在地ふりがな かがわけんたかまつしこうなんちょうよこい
市町村コード 37201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341427
東経(世界測地系)度分秒 1340020
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.240833 134.005555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160100
20170400-20180100
調査面積(㎡)
3135
調査原因 県道円座香南線道路改築事業
遺跡概要
種別
その他の生産遺跡
時代
弥生
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
方形周溝墓
柱穴
土坑
主な遺物
弥生土器
須恵器
土師質土器
陶磁器
特記事項 弥生時代の方形周溝墓群を検出
近世以降開発に伴う溝群を検出
遺跡名 上道池東遺跡
遺跡名かな かみみちいけひがしいせき
本内順位 2
遺跡所在地 香川県高松市香南町池内
所在地ふりがな かがわけんたかまつしこうなんちょういけうち
市町村コード 37201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341439
東経(世界測地系)度分秒 1340014
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.244166 134.003888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20201100-20210300
調査面積(㎡)
3548
調査原因 県道円座香南線道路改築事業
遺跡概要
種別
その他の生産遺跡
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
柱穴
土坑
古代~中世包含層
主な遺物
須恵器
土師質土器
陶磁器
特記事項 近世以降開発に伴う溝群を検出
古代~中世包含層から7 世紀末頃の須恵器が多量に出土
要約  横井南原遺跡では、開析谷の斜面を利用して築造された弥生時代後期の方形周溝墓群を検出した。溝を共有させながら築造され、そのうちの1 基からは主体部が検出された。主体部からはガラス玉が出土し、周溝墓の規模と考え併せて地域の有力者の周溝墓であったことが想定できる。発掘調査事例が少ない地域ではあるが、地域の弥生時代の歴史を考える上で大きな成果を上げることができた。
 また、18 世紀代の溝群を検出し、近世以降の水田開発の歴史を知る手がかりを得ることができた。
 上道池東遺跡では、横井南原遺跡と同様、18 世紀代以降の水田耕作に関わる溝群や鋤溝痕、牛蹄跡を検出し、近世以降の水田耕作の風景を垣間見ることができた。
 古代~中世包含層からは、7 世紀後半~末頃の須恵器が多量に出土し、焼成失敗品も多く含まれていた。遺跡内や上道池周辺では須恵器窯跡を認めることはできなかったが、香南町では谷の斜面で7 世紀後半~9 世紀代の窯跡が知られており、出土した須恵器も周辺の窯跡から廃棄された資料と考えられる。

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