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千音寺遺跡第9次発掘調査報告書
千音寺遺跡第9次発掘調査報告書
URL | https://sitereports.nabunken.go.jp/131463 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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DOI 二次元コード |
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DOI | http://doi.org/10.24484/sitereports.131463 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
引用表記 | 株式会社四門名古屋支店 2023 『千音寺遺跡第9次発掘調査報告書』名古屋市緑政土木局道路建設部道路建設課他 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
株式会社四門名古屋支店 2023 『千音寺遺跡第9次発掘調査報告書』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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書名 | 千音寺遺跡第9次発掘調査報告書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発行(管理)機関 | 名古屋市 - 愛知県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
書名かな | せんのんじいせきだい9じはっくつちょうさほうこくしょ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
副書名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻次 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ番号 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編著者名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編集機関 |
株式会社四門名古屋支店
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発行機関 |
名古屋市緑政土木局道路建設部道路建設課
名古屋市教育委員会事務局生涯学習部文化財保護室
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発行年月日 | 20230317 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作成機関ID | 231002 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
郵便番号 | 4608508 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電話番号 | 0529723269 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | 名古屋市中区三の丸三丁目1-1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
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資料タイプ | Research Paper | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発掘調査報告 | 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所蔵大学(NCID) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
JP番号 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
他の電子リソース |
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備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所収論文 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所収遺跡 |
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要約 | 千音寺遺跡の過去の調査は、包蔵地南部の調査が大半であり、主として① 12 世紀後半~ 13 世紀の屋敷地②近世以降の水田及び島畑状遺構が確認されている。本調査 1 区南部の 8 次調査でも中近世の島畑状遺構が検出されていた。 1 区では古代から中世、一部においては近世にかけての遺構が確認された。調査区北部では 7 世紀前後の掘立柱建物の一部が検出された。9 世紀までには自然堤防周辺の低地部でも耕作が開始されており、原始灰釉陶器の長頸瓶などが埋納された大井戸が1基営まれていた。10 世紀頃には低地部に単独の曲物井戸1基のほか、自然堤防上にも側溝を備えた幅一間の道路が設けられた。12 世紀から 13 世紀までには調査区南部でも大小の溝や素掘りの井戸が営まれており、耕作地が展開していた。自然堤防末端を大規模に掘削し築かれた土堤・溝や、単独の曲物井戸もみられた。近世以降は現代に至るまで調査区の大部分は水田として利用され続け、同時に南部では埋葬地としての利用もされていた。 2 区では 13 世紀の墓壙が確認され、伊勢鍋や山茶碗が副葬されていた。基本的には中世以降現代に至るまで、集落に隣接した耕作地や埋葬地であった。 3 区では 8 世紀代の須恵器が発見されたが遺構は見つかっていない。11 世紀代には調査区西部〜中部での活動の痕跡がみられ、井戸や溝、土坑などを検出した。13 世紀〜 15 世紀を通じて使われた溝からは中世〜近世の多様な遺物が出土した。東部は中・近世から現代に至るまで耕作地として使われていた。 |