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富山市内遺跡発掘調査概要

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/18525
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.18525
引用表記 富山市教育委員会埋蔵文化財センター 2015 『富山市埋蔵文化財調査報告77:富山市内遺跡発掘調査概要』富山市教育委員会埋蔵文化財センター
富山市教育委員会埋蔵文化財センター 2015 『富山市内遺跡発掘調査概要』富山市埋蔵文化財調査報告77
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書名 富山市内遺跡発掘調査概要
発行(管理)機関 富山市 - 富山県
書名かな とやましないいせきはっくつちょうさがいよう
副書名 太田本郷城跡・千石町地内埋没樹木群
巻次 15
シリーズ名 富山市埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 77
編著者名
編集機関
富山市教育委員会埋蔵文化財センター
発行機関
富山市教育委員会埋蔵文化財センター
発行年月日 20150331
作成機関ID 16201
郵便番号 9300091
電話番号 0764424246
住所 富山県富山市愛宕町1-2-24
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 太田本郷城跡
遺跡名かな おおたほんごうじょうあと
本内順位
遺跡所在地 富山県富山市太田南町
所在地ふりがな とやまけんとやましおおたみなみまち
市町村コード 16201
遺跡番号 2010569
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363936
東経(世界測地系)度分秒 1371434
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.66 137.242777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19910917-19910919
20000424-20000425
調査面積(㎡)
35
1794
調査原因 市道拡幅工事/駐車場造成
遺跡概要
種別
散布地
時代
弥生
戦国
主な遺構
戦国-掘立柱建物
主な遺物
弥生-弥生土器
特記事項 戦国-堀幅10m
種別
城館
時代
主な遺構
主な遺物
戦国-かわらけ
珠洲
青磁
煉瓦
特記事項
遺跡名 千石町地内埋没樹木群
遺跡名かな せんごくまちちないまいぼつじゅもくぐん
本内順位
遺跡所在地 富山県富山市千石町
所在地ふりがな とやまけんとやましせんごくまち
市町村コード 16201
遺跡番号 2010444
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 364104
東経(世界測地系)度分秒 1371230
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.684444 137.208333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140500
調査面積(㎡)
1278
調査原因 施設建築に伴う土質試験
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
自然堆積
主な遺物
埋没樹木群
特記事項 弥生中期の年代
要約 1太田本郷城跡
 戦国後期の平城跡である。平成3年・12年の調査により、南辺及び東辺の堀跡及びそれによって囲まれた曲輪面を確認した。東辺の堀の規模は、最大幅10m、深さ1.2mである。南辺の堀内からは300点を超えるかわらけ、珠洲・青磁、赤漆片、煉瓦片が出土した。堀底面からやや浮いた状況であることから、城館構築後しばらくの期間経過してから一括投棄されたものと考えられる。
 かわらけの年代は16世紀後半のものであり、太田本郷城が上杉方鯵坂長実のち河田長親の拠る陣城として表れる元亀~天正年間に該当している。これらの遺構・遺物は、その陣城にかかわるものと考えられる。
 出土したかわらけの一つには、「八月三十日」等の月日を含む16文字の墨書がある。史料には8月30日の記録は見えないものの、元亀~天正年間の上杉氏関連の戦いに関連し、戦勝祈願等祭紀行為として書付廃棄されたものと推定される。
2千石町地内埋没樹木群
 千石町遺跡基盤の自然堆積層、地下6m付近から多くの埋没樹木群が掘り上げられた。樹種はクリ・コナラ属で、AMSによる年代測定により約2,300年前と判明した。洪水による流木であり、樹根が健在なことから、比較的近傍地に自生していたものか。周辺でも河川流路跡が面出されており、その方向から神通川による洪水跡と推測される。

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