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報告書種別一覧 > 埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等 > 岩手県江刺市力石2遺跡・兎2遺跡・落合3遺跡・朴ノ木遺跡

岩手県江刺市力石2遺跡・兎2遺跡・落合3遺跡・朴ノ木遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25205
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.25205
引用表記 岩手県埋蔵文化財センター 1979 『岩手県埋文センター文化財調査報告書8:岩手県江刺市力石2遺跡・兎2遺跡・落合3遺跡・朴ノ木遺跡』岩手県埋蔵文化財センター
岩手県埋蔵文化財センター 1979 『岩手県江刺市力石2遺跡・兎2遺跡・落合3遺跡・朴ノ木遺跡』岩手県埋文センター文化財調査報告書8
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書名 岩手県江刺市力石2遺跡・兎2遺跡・落合3遺跡・朴ノ木遺跡
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな いわてけんえさししちからいし2いせき・うさぎ2いせき・おちあい3いせき・ほおのきいせき
副書名 主要地方道一関・北上線関連遺跡発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 岩手県埋文センター文化財調査報告書
シリーズ番号 8
編著者名
編集機関
岩手県埋蔵文化財センター
発行機関
岩手県埋蔵文化財センター
発行年月日 19790330
作成機関ID
郵便番号 020
電話番号 0196-35-6622
住所 岩手県盛岡市向中野字向中野39-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 力石2遺跡
遺跡名かな ちからいし2いせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県江刺市愛宕字力石
所在地ふりがな いわてけんえさししおだきあざちからいし
市町村コード 03212
遺跡番号 NE07-2272
北緯(日本測地系)度分秒 391000
東経(日本測地系)度分秒 1411046
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.1695 141.176
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19780403-19780731
調査面積(㎡)
2160
調査原因 主要地方道一関-北上線改修工事に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生土器
特記事項
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴住居29
ピット2
主な遺物
土師器(坏+甕+高台坏)
須恵器(坏+甕+壺+長頸壷)
土錘
羽口
砥石
足方(自然石利用の石錘)
石帯
刀子
鉄鏃
鉄滓
穂積具
特記事項
遺跡名 兎2遺跡
遺跡名かな うさぎ2いせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県江刺市愛宕字兎
所在地ふりがな いわてけんえさししおだきあざうさぎ
市町村コード 03212
遺跡番号 NE07-2272
北緯(日本測地系)度分秒 391003
東経(日本測地系)度分秒 1411045
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.1704 141.1757
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19780403-19780909
調査面積(㎡)
2640
調査原因 主要地方道一関-北上線改修工事に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
その他
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生土器(甕 壺 高坏)
アメリカ式石鏃
石錐
石匙
特記事項
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居4
ピット3
主な遺物
土師器(甕 坏)
須恵器
土錘
刀子
特記事項 主な時代:奈良末〜平安前半
遺跡名 落合3遺跡
遺跡名かな おちあい3いせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県江刺市愛宕字落合
所在地ふりがな いわてけんえさししおだきあざおちあい
市町村コード 03212
遺跡番号 NE07-1292
北緯(日本測地系)度分秒 391027
東経(日本測地系)度分秒 1411039
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.177 141.174
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19780911-19781016
調査面積(㎡)
1440
調査原因 主要地方道一関-北上線改修工事に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
竪穴住居1
主な遺物
土師器(甕 坏 高坏)
須恵器(長頸瓶)
特記事項 岩手県遺跡情報検索システムでは「落合遺跡」

遺跡名:落合3遺跡(落合遺跡)
遺跡名かな:おちあい3いせき(おちあいいせき)
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴住居15
溝跡1
主な遺物
土師器(甕+坏+高坏+高台坏)
須恵器(甕 坏)
土錘
足方(自然石利用の石錘)
砥石
穂積具
鉄鏃
刀子
特記事項
種別
その他
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
井戸跡1
主な遺物
銭貨
刀子
井筒材
特記事項
種別
時代
不明
主な遺構
ピット7
井戸跡8
溝跡4
主な遺物
曲物
鉤手
井筒材
特記事項
遺跡名 朴の木遺跡
遺跡名かな ほおのきいせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県江刺市愛宕字朴ノ木
所在地ふりがな いわてけんえさししおだきあざほおのき
市町村コード 03212
遺跡番号 NE07-1250
北緯(日本測地系)度分秒 391040
東経(日本測地系)度分秒 1411037
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.1807 141.1735
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19780918-19781017
調査面積(㎡)
1440
調査原因 主要地方道一関-北上線改修工事に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴住居5
主な遺物
土師器(甕 坏 高台坏)
須恵器坏
刀子
砥石
特記事項
種別
その他
時代
不明
主な遺構
溝跡2
主な遺物
特記事項
要約 [力石2遺跡 要約]
遺跡は北上川とその支流で東側を平行して南に流れる人首川に挟まれた沖積地中の微高地上に立地している。標高は37〜38mほどである。調査の結果、平安時代の竪穴住居29棟などが検出され、平安時代前半の大規模な集落であることがわかった。出土遺物は平安時代前半の土師器・須恵器のほか刀子・鎌・鉄鏃などの鉄製品が鉄滓や羽口と出土している。また、石帯が出土しており律令体制との関わりも示している。坏にはロクロ使用内外無調整酸化炎焼成のものがある。胆沢城設置(802年)と前後する時期、この地域の集落が急激に増加している。 
[兎2遺跡 要約]
遺跡は北上川東岸の沖積地中の微高地上に立地する。調査の結果、奈良時代末から平安時代前半の竪穴住居4棟、弥生時代の土器や石器などが検出された。弥生時代の遺物は比較的多く出土し、まとまりをもった出土状況を示している。弥生時代各期に及んでおり、周辺に集落の存在する可能性が想定される。籾痕のある土器も確認されている。 
[落合3遺跡(落合遺跡) 要約]
落合3遺跡は北上川東岸沖積地の微高地上に立地している。調査の結果検出された遺構は奈良時代の竪穴住居1棟、平安時代の竪穴住居15棟・溝跡1条、中世以降の井戸跡1基、その他時期不明のピット・井戸跡・溝跡などである。平安時代の遺物の中にはロクロ使用内外面無調整酸化炎焼成の坏も含まれる。遺構は平安初期に属すると考えられるものが多く、当時期の急激な住居の増大は自然村落的な性格よりも政治的な計画村落的な性格を反映したものと考えられる。 
[朴の木遺跡 要約]
遺跡は北上川左岸の沖積地中の小さな微高地上に立地している。発掘調査により検出された遺構は竪穴住居5棟、溝跡2条である。竪穴住居は全て平安時代前半に属する。本遺跡も含め今回の一連の調査で検出された竪穴住居の大半は平安時代前半に属し、この時期の急激な集落の増加の背景をどう考えるか問題が残る。律令制の浸透と深くかかわると思われる。 

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