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報告書種別一覧 > 埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等 > 二戸市上田面遺跡・大淵遺跡・火行塚遺跡

二戸市上田面遺跡・大淵遺跡・火行塚遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/52795
引用表記 財団法人岩手県埋蔵文化財センター 1981 『岩手県埋文センター文化財調査報告書23:二戸市上田面遺跡・大淵遺跡・火行塚遺跡』財団法人岩手県埋蔵文化財センター
財団法人岩手県埋蔵文化財センター 1981 『二戸市上田面遺跡・大淵遺跡・火行塚遺跡』岩手県埋文センター文化財調査報告書23
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ファイル
書名 二戸市上田面遺跡・大淵遺跡・火行塚遺跡
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな にのへしかみたおもていせき・おおぶちいせき・ひぎょうづかいせき
副書名 二戸バイパス関連遺跡発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 岩手県埋文センター文化財調査報告書
シリーズ番号 23
編著者名
編集機関
財団法人岩手県埋蔵文化財センター
発行機関
財団法人岩手県埋蔵文化財センター
発行年月日 19810328
作成機関ID
郵便番号 020-0853
電話番号 0196-38-5820
住所 岩手県紫波郡都南村大字下飯岡第11地割高屋敷185
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上田面遺跡
遺跡名かな かみたおもていせき
本内順位 1
遺跡所在地 岩手県二戸市金田一字上平
所在地ふりがな いわてけんにのへしきんたいちあざかみたい
市町村コード 03213
遺跡番号 IE89-2387
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 401759
東経(世界測地系)度分秒 1411754
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.299722 141.298333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19771001-19771226
19780410-19780630
調査面積(㎡)
5180
調査原因 二戸バイパス建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
遺構なし
主な遺物
縄文土器(早期)
凹石
特記事項 種別:包含地
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
竪穴建物31
土坑4
円形周溝1
主な遺物
土師器(甕+杯+鉢+甑+ミニチュア土器)
土製紡錘車
土製勾玉
土玉
切子玉
刀子
穂積具
釣針
鉄鉗
カコ
特記事項
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴建物2
土坑3
主な遺物
土師器(杯+甕)
特記事項
種別
不明
時代
不明
主な遺構
落とし穴7
掘立柱建物2
主な遺物
特記事項
遺跡名 火行塚遺跡
遺跡名かな ひぎょうづかいせき
本内順位 2
遺跡所在地 岩手県二戸市石切所字火行塚
所在地ふりがな いわてけんにのへしいしきりどころあざひぎょうづか
市町村コード 03213
遺跡番号 JE09-1212
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 401538
東経(世界測地系)度分秒 1411651
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.260555 141.280833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19790409-19791015
調査面積(㎡)
5000
調査原因 二戸バイパス建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物2
主な遺物
縄文土器(前期前葉)
特記事項
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
包含層1
土坑1
主な遺物
弥生土器
スプーン状土製品
土偶
鐸形土製品
石鏃
石錐
掻器
石匙
凹石
磨石
石皿
敲石
石製管玉
特記事項 種別:包含地
種別
散布地
時代
奈良
平安
主な遺構
遺構なし
主な遺物
土師器(甕+杯)
土製勾玉
土製小玉
特記事項 種別:包含地
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴建物9
円形周溝5
方形周溝か1
土坑10
主な遺物
土師器(甕+杯+甑+壺)
須恵器(杯)
土製紡錘車
特記事項
遺跡名 大淵遺跡
遺跡名かな おおぶちいせき 
本内順位 3
遺跡所在地 岩手県二戸市石切所字晴山
所在地ふりがな いわてけんにのへしいしきりどころあざはれやま
市町村コード 03213
遺跡番号 JE09-1273
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 401512
東経(世界測地系)度分秒 1411645
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.253333 141.279166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19790409-19790620
調査面積(㎡)
4000
調査原因 二戸バイパス建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
炉1
土坑2
主な遺物
縄文土器(大洞A式)
特記事項 岩手県遺跡情報検索システムでは「上里遺跡群」に含まれる。

遺跡名:大渕遺跡(上里遺跡群)
遺跡名かな:おおぶちいせき(うわざといせきぐん)
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴建物1
埋設土器2
主な遺物
弥生土器(弥生初頭)
石鏃
磨製石斧
凹石
石製小玉
特記事項
種別
不明
時代
平安
主な遺構
方形周溝1
主な遺物
特記事項
種別
不明
時代
古代(細分不明)
主な遺構
土坑3
主な遺物
特記事項
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物3
土坑1
主な遺物
動物遺存体(ウマ(寛骨))
特記事項
要約 [上田面遺跡 要約]
遺跡は東北本線北福岡駅から北へ約4.5kmに位置し、馬淵川左岸の米沢段丘上にある。標高は100m前後である。調査の結果、奈良・平安時代の集落跡、時期不明の陥し穴状遺構・円形周溝などが検出された。奈良時代の竪穴住居は31棟検出されており平安時代の2棟よりずっと数が多い。土師器のほか鉄製の釣針・鎌・鉄鉗などが出土しているのが特徴的である。また、奈良時代の住居の主軸方向はいずれも北西方向である。焼失住居の状況から上屋構造に土を使用していた可能性が高い。円形周溝については他の遺跡の例や伝承から奈良時代の古墳の周湟の可能性が極めて大きい。
[火行塚遺跡 要約]
遺跡は東北本線北福岡駅の西約0.4kmに位置し、馬淵川左岸の福岡段丘上に立地する。標高は146から148mで馬淵川との比高は約60mである。検出された遺構は縄文時代前期の竪穴住居2棟、弥生時代の遺物包含層、平安時代の竪穴住居9棟・円形及び方形周溝などである。平安時代の住居から出土する土師器の杯にはロクロ未使用のものが含まれる。弥生時代の土器の文様は変形工字文と沈線が主体を占め、磨消縄文、刺突文もある。
[大淵遺跡(上里遺跡群) 要約]
遺跡は馬淵川左岸の丘陵の麓に立地し、東北本線北福岡駅の南西約0.8kmに位置している。調査の結果、縄文時代の炉跡、弥生時代の竪穴住居・埋設土器、平安時代の方形周溝などが検出された。縄文の炉跡からは大洞A式の土器が出土している。弥生時代の竪穴住居からは弥生初頭の土器が出土している。器種は甕・高杯・壺・蓋などである。同じ時期の埋設土器が2基あり、甕・台付鉢が出土している。方形周溝は十和田a降下火山灰の存在から平安時代と推定される。墳墓の周溝の可能性が高い。

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